ニッポンを背負い、世界の舞台へと躍進する話題のブランドたち。それらに共通するのは大和魂? あるいはおもてなし精神? 急成長を遂げる革新的ニッポンコスメの仕掛け人と、 その舞台裏をレポート。奥が深いね、ニッポンコスメ。


SHIGETA

オーガニックマインドを
日本へ根付かせた立役者

代表
CHICO SHIGETA

2004年
パリでセラピストとして活躍。多くのセレブリティを顧客にもつ。

2006年
初のコスメとしてアロマオイルを発売。

2016年
ブランド誕生10周年。

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名だたるセレブが厚い信頼を寄せるセラピストのCHICOさん。(写真右)
GINZAには2008年に初登場。いち早くデトックスを謳(うた)ったセルフケア「バイタリティー・コーチング®」を提案、日本にオーガニック美容を広めたパイオニア。

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ご主人のエマニュエル氏はジェネラルマネージャー。大手化粧品メーカー勤務の経験を生かし、SHIGETA Parisの製造管理いっさいを担う大事なビジネスパートナー。初代の精油の瓶にラベルをひとつひとつ手貼りしたのも彼。


「SHIGETAをスタートしたのはごく自然な流れでした」というCHICOさん。

パリを拠点にデザイナーやジャーナリストなど、多くのセレブリティたちの施術を続ける中、自分で調合していた精油をお裾分け。その効果が評判を呼び、求められるままに製品作りをスタートさせたのが始まりだ。

「セルフケアの大切さを多くの人に伝えたい」「女性が輝くためにサポートしたい」という思いから自社ラボと工場をパリに創設。ことスキンケア開発においては〝日本人女性のため〟という思いが強いという。

CHICOさんが常に意識しているのが、「セラピストとして必要とされているか、生活に寄りそう製品を作り続けられるか」。だから、安定より常に時代のニーズに合わせて進化し続けることを優先。

ブランド設立10年目の今年、〝効くオーガニック〟実現のため、主力ラインをリニューアルした。日本でのオーガニックコスメの土壌を開拓したと言っても過言ではないが、CHICOさんは「日本市場はいまだオーガニックとナチュラルが混在している」とも。

日本人女性が真のオーガニックコスメに目覚める、そのきっかけをつくるのもSHIGETAの使命なのだ。

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10年の歴史は進化の証し

ブランド誕生から10年を迎え進化しつづけるSHIGETA。初代からの思い出深い製品がずらりと並ぶ。CHICOさん自らがデザインしたラベルもある。最新版には新しいロゴ「SHIGETA paris」が燦然と輝く。

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効くオーガニックへと進化

この秋、5年の歳月をかけて誕生したCHICOさん渾身のAwakeningシリーズ。エイジングケアに必要な抗糖化に着目。希少な特許成分を配合した全5品がそろう。新Awakening誕生に合わせ製品すべてのデザインも一新。

安倍佐和子 Sawako Abe

GINZA連載「今日もコスメを買わなくちゃ」ほか、多方面で活躍するビューティエディター。

Photo: Yuri Manabe
Text & Edit: Sawako Abe