あの、「もてますカラ」誕生秘話。FLOWFUSHI –  ビューティジャーナリスト安倍佐和子さん「ニッポンコスメの底力」

ニッポンを背負い、世界の舞台へと躍進する話題のブランドたち。それらに共通するのは大和魂? あるいはおもてなし精神?急成長を遂げる革新的ニッポンコスメの仕掛け人と、 その舞台裏をレポート。奥が深いね、ニッポンコスメ。


FLOWFUSHI

ニッポンコスメの未来を担う
大胆発想の革命児

代表
桑島正幸 今村洋士

2010年
同郷同級生の2人で化粧品ベンチャーを立ち上げる。

2011年
〈モテマスカラ〉の初代を発売。

2015年
〈モテマスカラ リペア〉(全5種)がすべてのマスカラカテゴリーで売り上げ実績第1位を獲得(2014年10〜12月 TDA調べ)。

2016年
クッションファンデーションとリキッドアイライナーを発売。

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20代で起業した若き戦士たち。左が今村さん、右が桑島さん。幼なじみの2人は好奇心旺盛、家族構成も似ている。まだ見ぬもの、誰も成し遂げていないことにフルベットで挑むのが企業理念。


創業以来、企画からクリエイティブまでの約7割を2人でハンドリングしているという桑島正幸さんと今村洋士さん。

3年で日本一になることを目標に、「世の中にないものを作りたい、誰もやったことがないことに挑戦したいと、機能優先でモノ作りを始めました。でも、女性が求めているのは機能だけじゃないことに気付き方向転換。ブランド名さえ捨てようと悩んだ時期もありました。製造メーカーからは、僕たちが作りたいものは全部無理、とまで言われて。でも、今まで誰も作ろうとしなかったのですから、あたりまえのことなんです」と今村さん。

商品開発に関わるようになってからは、日本人のモノ作りの精神、優れた技術力に触れる機会も増えた。

「日本の化粧品メーカーが築き上げてきた確かな品質と安全性、信頼の歴史があるから、made in Japanは高く評価されている。その胸を借りて、驚きと発見、新しい価値を提供することがフローフシの使命なのだと思っています」(桑島さん)

化粧品が見えないパッケージ、想定外のデザイン、今までにないアイテム。〈フローフシ〉はこれからもきっと、女性がわくわくドキドキする、そんな驚きと発見を提供してくれるはずだ。

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コスメ界のF1を目指した傑作

技術革新のすべてが注ぎ込まれるF1の世界同様に、4年の歳月をかけ、最高水準のマスカラを2015年に発表。独自の美容成分を300%配合するなど化粧品の常識を超越!
モテマスカラ ONEリフトアップ ¥2,700

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フルモデルチェンジで大きな賭け

初代の〈もてますカラ〉から機能性、デザインすべてをヴァージョンアップし、〈モテマスカラ〉へ。2年で累計700万本を超える売り上げを記録。
モテマスカラ リペア4種 各¥1,800、モテマスカラ リペア Base ¥1,600

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売り上げ日本一をデザイン化

もてますカラ誕生から3年、目標どおり、マスカラ市場で日本一の売り上げ達成を記念して発売した〈限定もてますカラ モイスチャーLo〉。パッケージも一新し、堂々と日本一を謳ったマスカラは大きな話題をさらった。

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デザインアワードも受賞!

誕生から4年目に大胆なリニューアルを果たしたモテマスカラ リペアが、アジアのデザインコンペティションでTOP AWARDS ASIA 2016を受賞。こだわり抜いたパッケージデザインは内外から高い評価が。

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まだ見ぬものを具現化

業界でも話題をさらった商品の数々。
左から: 新発想のリキッドファンデーション。エリアファンディ Natural/Cover 各¥2,500
デジタル化社会の目元ケア。THE アイクリーム ¥2,500、THE まつ毛美容液 ¥1,200

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日本が誇る匠の技を追求

日本初のクッションファンデーション、イオン デ クッション(全2種 各¥3,200)も、究極のリキッドアイライナー、モテライナー リキッド(4色 各¥1,500)も日本の工業技術と伝統的な匠の技を追求した。

安倍佐和子 Sawako Abe

GINZA連載「今日もコスメを買わなくちゃ」ほか、多方面で活躍するビューティエディター。

Photo: Yuri Manabe
Text & Edit: Sawako Abe

GINZA2016年12月号掲載