台南ストリートカルチャーの祭典 「The Source」に行ってみた。 美味しい食と素敵なキッズを探して弾丸旅行! – 真理的朋友訪問日記-Vol.3

皆様、你好嗎〜?最近、 本気で中国語を学ばないとヤバい!と危機感に駆られ、台湾出身の友人とランゲージエクスチェンジを始めました。学ぶ事により毎日どこかで何気なく聞いていたフレーズに息吹が吹き込まれる様は目から鱗なのですが、記憶力が悪いので覚えた事なんぞ右から左へ流れるように消えて行ってしまいます。あぁ、儚い。記憶力がアップするお茶なんて売られてないかなぁ〜と今日もぼんやりとストリートを彷徨っております。

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そんな先週末に、日本より遥かにリラックスしていると言われる台北よりも、更にゆったりと時が流れるという街、台南へ行って来ました。

またなぜ台南に?と思われるかと思いますが、台南料理は台湾の中で一番おいしいぞ!と周りからよく聞いていたので是非試してみたいというのが一つ。そして、ローカルのスケートボード大会とヒップホップのライブが融合した「起源」という名のイベントが開催されるということで、その大会に出場&出演する私の友人達の応援と見物を兼ね、台湾ユース達のレポートをしに行くことになったのです。

 

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イベントのフライヤー。ドラが鳴りそうなデザイン。渋い!
起源 The SourceのFacebookページ

 

東京と比較しても、台湾では街中でスケーターをよく見かけます。そこで、ハルタケンジ君(プロスケートボーダー達の撮影などを主に手掛けているカメラマン)に台北のスケートシーンについて尋ねてみました。4年くらい前から様々なスケートショップがスケートボードスクールを開催するようになり、性別関係なく女の子も男の子もスクールに参加し一気にビギナークラスのスケーターが増えたそうです。その流れでスケボー人口が急増に伴い、毎年6月20日にスケートボードデイというイベントが台北で開催されるようになり、その日には台湾中のスケーター達が台北に集結し、プッシュしながら街中をクルージングするようになったそうです。台湾のストリートシーン、盛り上がってます!

そんな首都台北とは反対の地方で繰り広げられる台南のスケーターイベントとはいかなるものなのでしょうか。台南までは、台北から高速バスで5時間。到着してすぐ、ホテルにチェックインもしないままイベント会場へ直行!

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会場は友達や顔なじみ同士で溢れているようでとても和気あいあいとした雰囲気の中、大会は進んでいました。

 

台南についてよく聞いていた話が料理に次いでもう一つあります。それは、可愛い子が多い!ということ。実際会場にも沢山のキッズ達がいたので、ダイヤの原石を見つける度に緊急スナップ! 台北とは少し雰囲気の違う、台湾原住民族のDNAを感じるルックスを持つ子も。

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Yvonne/16歳/台南出身/趣味は絵を書くこと。

 

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Fly/26歳/台北出身/趣味はスケボー

 

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Leo/20歳/雲林出身/趣味はスケートとヒップホップ

 

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Liu/16歳/趣味は歌を歌うこと

 

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シャイな仲良し2人組。

 

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暗闇でも目力を感じられるボーイ。

 

大会が終わり、台湾ラッパー達のイベントが始まると、わらわらと人が集まり始めました。薄暗い中照明で照らされたステージにキッズが群がる様子はまるで真夏の街頭に集まる蛾のごとく、儚さを醸し出していて切ない気持ちに。低いビートが響き、キッズがゆらゆらと体を揺らす…おお、これがユース!

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出演したのは台湾で飛ぶ鳥を落とす勢いで大人気のDidilong、台北のアニキ的存在のG.N.Oなど。ポップでさわやかなカルチャー感が溢れ出しすDIdilongはあっさりイケメン風で、ギャルズ達から「でぃでぃろ〜んぐ!」と黄色い声が上がります。対照的に刑務所あがりでバッドな台北リアルを体現するG.N.O.は、泥臭くて男ウケが良い!

 

李英宏 aka DJ Didilong【台北直直撞】

GNO a.k.a GHOSTWRITER WASSUP TAIPEI

 

イベントも無事終わり、美味しいもの食べるぞ、飲むぞ〜!と繰り出した先が台南在住の友人連れて行ってくれた麺屋さん。睡眠もあまりとらないまま挑んだ弾丸旅行の〆にピッタリのやさしい味付けの牛肉スープと肉燥飯(魯肉飯のようなもの)を食べました。

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重くないスープとご飯。餅米最高。

 

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台北も台南も、人間の移動はスクーター、バイクがとても多い。

 

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前回特集したManic SheepのJoyちゃんも途中から参加!お寺の前で記念撮影。

 

その後、古い建物をリノベーションしてできたおしゃれなバー、Armory Taiwan へ。大きなバルコニーにバラバラのスタイルの椅子や家具が設置され、螺旋階段もあり、至る所に蝋燭(仏壇用ではないぞ!太いおしゃれなヤツ!)が灯されたディープな空間。台南という遠い土地に、幼い頃、大人になったら自分で建ててみたかった隠れ家のような素敵なバーが存在していることに気分が高まりました。

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翌朝、昨日の大会にて1位を獲得(!)した友人カイル君達と合流。葉家小巻米粉という屋台レストランで台南名物のイカ入りの麺をたべました。玄米粉から作られた麺の独特の食感としっかりとしたイカのダシがよくあうこと!テーブルに置いてあるソースを混ぜたりつけたりして違う味も楽しめますし。優しい味で、おいしい!しかし、人気店なので朝ご飯、昼ご飯時は30分待ちの覚悟を。

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海鮮の優しさが染み出ている麺を食す。こんな美味しいダシ出してくれちゃうなんて、イカって性格いいのかも。

 

あっという間の弾丸旅行、帰りは台北まで新幹線で3時間の旅。深い眠りに落ちすぎて通路に落ちかけた所、通りがかりの女性に助けてもらいました。皆、やさしいなぁ、心に沁みちゃう。それにしても、もっと台南の料理食べたかったなぁ…。

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今回は台北を抜け出した番外編でしたが、是非皆様も台湾に来る機会があれば、台北、台南共に楽しんでいただきたいです。
次回は、台北の素敵なIT GIRLSの持ち物検査を行いたいと思います。お楽しみに〜!

小嶋真理 Mari Kojima

写真家・フリーの翻訳家、ライター。
website: marikojima.com
instagram: @rottendotmari

趣味で始めたウェブマガジンも、ボチボチアップ中。
gallomo.com