「おしゃれにおいしくスパイシー!」GINZAが選ぶ東京エスニックレストラン13選 #02

現地の味を求めて、東京の中のアジアを旅してみませんか。ハノイの大衆酒場に香港喫茶、ネパールの民族料理店…。現地の言葉が飛び交異国情緒満点の店内で、飲んで食べれば、気分は旅の空の下。せっかくだからファッションも、かの国のテイストを取り入れて。


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コートやチャイナボタンのシャツで、エスニック気分を投入!
左: ジャケット ¥61,000(ルーペ)、中に着たシャツ ¥31,000(クロエストラ | 共にアメリカンラグ シー 渋谷店)/スカート ¥28,000(ユウミアリア | アリア)/ネックレス ¥52,000(マライカ | マライカ ミティ 青山店)
右: コート ¥79,000(トラマンド | デスティネーション トウキョウ)/中に着たシャツ ¥22,000(ディガウェル | ディガウェル 2)/イヤリング ¥10,000(ザ ダラス | シック)/ヴィンテージのパンツ ¥9,800(k3 OFFICE)


■ BIA HOI CHOP ■
ビア ホイ チョップ
( 中野 )

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左: ナマスにレバーパテを重ねたバインミー ¥650。右: 鶏肉とトマトのフォー ¥780。奥: 骨つきもも肉、砂肝、ハツなどの焼き鳥が入るビンミンセット ¥1,430。4種のタレがつく。ビールは、サイゴンスペシャル(¥680)など。

お尻がはみだしそうなプラスチック椅子に腰をかけ、まずはビール。壁一面のポップなイラストを眺めつつ、ハノイの老舗直伝のスパイシーな焼き鳥をつまめば、もはやベトナムの路地裏の大衆居酒屋だ。この現地感も、高円寺「ビンミン」の姉妹店と聞けば納得だ。〆のフォーも、日本の米で作る生麺で、乾麺とはまるで口あたりが違う。


BIA HOI CHOP
東京都中野区中野5-53-1 栗原ビル1F
☎03-5942-4532
営:11:30〜15:00・17:30〜23:00LO
休:無休


■ 正記冰室 JENGJI ■
HONG KONG RESTAURANT
ジェォンゲイピンサッ
( 曙橋 )

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手前: ピーナツバターをパンにはさんで揚げた香港式フレンチトースト ¥580。バターとハチミツをかけて。右: 筍とエビだけを何層にも巻いた、香港式の春巻き ¥450。奥: 定番のBlack&Whiteのエバミルクで作る、奶茶 ¥390。

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カレー風味の焼きビーフン、星洲炒米 ¥880。

壁にバーンと描かれたトラムのイラストが香港気分をあげてくれるここは、現地にある冰室=喫茶店の上陸店。何度も何度もまっ黒になるまで茶葉を通し、濃厚なエバミルクを混ぜる香港式ミルクティーを看板に、朝から夜まで、パン、麺、ごはんとメニューは多彩。広東料理店の元料理長が作る春巻きなど点心類は、喫茶を超えるレベルだ。


正記冰室 JENGJI HONG KONG RESTAURANT
東京都新宿区片町2-2
☎03-6380-1922
営:11:30〜15:00・ティータイム15:00〜17:00・17:00〜22:00
休:日


■ Baan Tum ■
バーン・タム
( 新大久保

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左: ネームクルック ¥1,280。もち米と豚肉で作るピリ辛の発酵ソーセージを、香ばしく煎った米などと和えてあり、葉ものに巻いて食べる。右: タムさんのオリジナル、ヤム アボカド ¥1,280。タイのチャーンビール ¥700。*以上税込み

できて半年にも満たないのに、連日大にぎわいなのが、タイはイサーン地方出身のシェフ、タムさんの店。タイの中でもひと際辛い地方だが、辛味だけじゃない。酸味も甘味も旨味も食感も、いちいちパンチがあり、おなじみの和え物、ネームクルックも格別旨い。厨房をのぞけば、ソーセージはもとより、秘密の調味料まで自家製でした。


Baan Tum
東京都新宿区大久保2-19-1 セントラル大久保B1
☎03-3205-5661
営:11:00〜23:30LO
休:月


Arabian Restaurant
■ Zenobia ■
アラビアレストラン ゼノビア
( 広尾 )

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左: マトンの餃子をヨーグルトソースで煮た、酸味が特徴のシリア料理、シュシュバラック ¥1,400。右: 若い麦を焙煎・乾燥させたフリーカの炊き込みごはん(¥1,900)は食感も楽しい。奥: ザクロがのったサラダ、ファットーシュ ¥1,400。*以上税込み

お しぼりが手つきの銀トレーでやってくるところから始まるアラビアンワールドは、食器、茶器などすみずみまで。ここは在住10年以上というシリア出身のイブ ラヒムさんが営むアラブ料理店。ゴマやヨーグルトを多用する、シリアならではの水餃子はじめ、スーパーフードとしても人気のフリーカの炊き込みなど、ヘル シー料理の宝庫だ。


Arabian Restaurant Zenobia
東京都渋谷区広尾5-2-25 本国ビルB1
☎03-5420-3533
営:11:30〜14:30LO・17:00〜22:30LO
休:無休

Photo: Taro Hirano (model), Kenji Nakata (food)
Styling: Nobuko Ito
Hair&Make-up: Shinya Kawamura (mod’s hair)
Models: Maryna H, Lera K
Text&Edit: Yasuko Mamiya, Yuko Saito
Cooperation: Shunsuke Saito


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GINZA2017年1月号掲載