現地の味を求めて、東京の中のアジアを旅してみませんか。ハノイの大衆酒場に香港喫茶、ネパールの民族料理店…。現地の言葉が飛び交異国情緒満点の店内で、飲んで食べれば、気分は旅の空の下。せっかくだからファッションも、かの国のテイストを取り入れて。


多民族国家ネパールの料理を味わうなら、テイストを飛び越えたミックスコーデがしっくり。
左: ジャケット ¥32,000(ダリア | ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)/中に着たトップ ¥20,000(G.V.G.V. | k3 OFFICE)/パンツ ¥79,000(ポーツ 1961 | インターナショナルギャラリー ビームス)/ピアス ¥22,000(アミティエ クレディール | ドラマ アッシュ・ぺー・フランス トーキョー)/バッグ H21.5×W24cm ¥59,000(キャラヴァナ | アパルトモン 青山店)/バレエシューズ ヒール1cm ¥18,000*2月発売予定(ツル バイ マリコ オイカワ)
右: ガウン ¥46,000(シアタープロダクツ | シアタープロダクツ表参道本店)/中に着たワンピース ¥14,815(コス | COS 青山店)/ピアス ¥
10,000(ザ ダラス | シック)/ビーズタイ ¥18,000(ブルーアース アンド ペマ | ハリウッド ランチ マーケット)/ヴィンテージのバングル ¥140,000(ライラ トウキョウ)/シューズ ヒール2.5cm ¥74,000(ジュリアン デイヴィッド | ジュリアン デイヴィッド 神宮前 ショップ)


■ Aangan ■
アーガン
( 新大久保 )

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左: 豆の粉で作ったパパドゥもつく、アーガンスペシャルタカリセット ¥1,350。薄く、パラパラに干した米、チウラがつくネワリポジセットもある。右: おなじみチベット発祥の蒸し餃子、モモも6種あり、これはプレーン ¥600。

こんなビルの中に!?と訝りつつ、エレベーターを下りれば、マニ車や竈のレプリカに出迎えられ、一気にネパール! メニューも、タカリとネワールそれぞれの民族料理がそろう本気度の高いレストラン。料理の旨さで知られるタカリのセットは、ごはんにギーを混ぜ、独特な香味をもつヒマラヤ山椒が効いたカレーやおかずと楽しむ趣向だ。


Aangan
東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビル4F
☎03-6233-9610
営:11:00(ランチ〜17:00)〜23:30LO
休:無休


spicy bistro 
■ Taprobane ■
スパイシービストロ タップロボーン 門前仲町店
( 門前仲町 )

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左: ヤシの黒糖とココナッツミルクのデザート、ワタラッパン ¥700。右: お弁当のランプライス ¥1,500。夜は、奥のコロッケ付きで ¥2,000。ココナッツミルクで炊いたごはんに、振りかけや炒め物などを添え、葉で包んで蒸し上げる。

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世界でも高評価のライオンスタウト 黒 ¥700。

「葉には殺菌作用や保温性があるんです」。バナナの葉に包まれたスリランカ式弁当を前に流暢な日本語で話すのは、在住20年を超すカピラさん。2号店を出す際、メニューに加えたところ、大人気。開けると、ココナッツミルクの香りが広がり、たちまちかの地へ。鰹節に似た食材がおかずなどの旨味づけに使われていて、日本人好みの味。


spicy bistro Taprobane
東京都江東区門前仲町1-7-5 シドコミュニケーションビル2F
☎03-3820-1225
営:11:30〜15:00・17:30〜22:30LO
休:月


■ YONG XIANG SHENG JIAN GUAN IKEBUKURO ■
ヨォンシャアンシェンジェングァン
永祥生煎館 池袋店
( 池袋 )

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 手前: 焼き小籠包4個 ¥400。熱々の肉汁が飛び出さないよう、そっと口に運ぶと、カリッ、モチッ、ジュワーの三重奏。牛カレースープと一緒にどうぞ。奥: もち米の焼売4個 ¥380、青島ビール ¥420。テイクアウト可。*以上税込み

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上海で人気の、鮮肉月餅 ¥250。

行列の先をひょいとのぞけば、焼き小籠包がぎっしり並んだ鉄鍋から、湯気がもくもくと。ここは上海出身の店主が、本場を超える意気込みで構えた焼き小籠包の専門店。秋田こまちポークを使ったあんも、厚めの皮も、面点師の資格を持つ職人が一から手作り。肉汁がしつこくなく、たっぷり入っているのが人気だが、飛び出すのでご用心。


YONG XIANG SHENG JIAN GUAN IKEBUKURO
東京都豊島区西池袋1-29-2 ホテルサンシティ池袋 西側
☎03-6914-1566
営:11:30〜22:00頃(売り切れ次第終了)
休:無休


■ 李湘潭 湘菜館 ■
リショウタン ショウサイカン
( 錦糸町 )

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手前: 現地では川魚で作るという、鯛のカマの唐辛子蒸し ¥1,250。〆に+¥300で米粉麺を入れても。奥: 汁米粉麺は、丸麺(¥900)か、幅広麺(¥950)がチョイスでき、これは丸麺。牛スジ、豚角煮など具も選べて、汁なしもある。

近 年、唐辛子を多用する湖南料理が、本土で人気だという。当省出身のオーナーが、そんな故郷の味を偲んで構えた専門店。代表料理は、魚のカマの唐辛子蒸し。 唐辛子の海にひるむなかれ。生唐辛子で作る伝統調味料が生き、辛さの奥に酸味と旨味がじわり。湖南米粉麺は、国産の米と水だけで自家製麺。喉ごしの良さが 格別だ。


李湘潭 湘菜館
東京都墨田区錦糸2-7-12 徳重ビル1F
☎03-5637-8728
営:11:30〜14:00・17:30〜23:00
休:月


■ Golden Bagan Myanmar Asia Restaurant ■
ゴールデン バガン ミャンマー アジアレストラン
( 曙橋 )

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左: シャン風味 豚肉と発酵筍の煮込み ¥1,200。ミャンマー料理は、スパイスより発酵食材をよく使う。右: ラペットッ ¥850。本国から取り寄せた茶葉の塩漬けを下ごしらえし、素揚げしたナッツなどとナンプラーで和えている。

カ ウンターの中、手を休めることなく料理するのは、ミャンマーはシャン地方出身のサイさん。25年前に来日、長年和食に携わった後、待望のミャンマー料理店 を構えた。故郷の味に欠かせないのは、豆と、そして発酵させた食べる茶葉。これを10種の揚げナッツなどと和えた伝統料理ラペットッは、発酵の苦味と食感 がクセになる旨さだ。


Golden Bagan Myanmar Asia Restaurant
東京都新宿区富久町8-20 カーサ富久町1F
☎03-6380-5752
営:11:30〜14:30・17:00〜22:00
休:日祝


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「おしゃれにおいしくスパイシー!」GINZAが選ぶ東京エスニックレストラン13選 #02
「おしゃれにおいしくスパイシー!」GINZAが選ぶ東京エスニックレストラン13選 #01

Photo: Taro Hirano (model), Kenji Nakata (food)
Styling: Nobuko Ito
Hair&Make-up: Shinya Kawamura (mod’s hair)
Models: Maryna H, Lera K
Text&Edit: Yasuko Mamiya, Yuko Saito
Cooperation: Shunsuke Saito