ニッポン美人化計画:自分では選ばないコーディネートから、新しいメイクを探し出す糸口を見つける。

自分では選ばない。けれど“素敵”と感じる洋服やコーディネートには、新しいメイクを探し出す糸口がありました。

今月のミューズが生まれるまで
佐藤亜耶さん

佐藤亜耶さん

古着屋店員

2017. 6. 8 at Shirokanedai Photo: UDA


 

gz08_GINZA_2663-10(lzw)

UDAさんがたまたま買い物に立ち寄った古着店で出会った佐藤さん。

「淀みない対応や知的な受け答えが格好良く、 思わず声をかけました。ほぼノーメイクというところも含めてスタイルがある彼女。メイクのヒントになったのは洋服でした」(UDAさん)

候補に白衣のようなジャケットなどマニッシュなスタイリングがあった中で、佐藤さんが「いつもは着ないけど興味がある」と選んだのが、シースルーのブラウスだった。

「ベリーショートのヘアなど、普段は女っぽさを排しているかのように見える佐藤さんの選択に、内に秘めた艶っぽさを垣間見ました。そこにリンクさせるべくパールのリップを。成熟したマダムを彷彿とさせる質感ですが、彼女のような人がつけると新鮮」(UDAさん)

さらにパール質感に対して意外性のあるネオンイエローをアクセのように目元にプラス。

「香水で表現するのもアイデア。ポイントではなく、全体感でメイクを考えてみてほしいですね」(UDAさん)

gz08_GINZA_2716-10(lzw)

gz08_GINZA_2721-10(lzw)

素肌にまずはリップメイク。選んだのは、色ではなく質感が目立つパールのルージュ(2)。光沢がきちんと出るように唇全体にまんべんなく塗る。アイメイクには、ネオンイエローのカラー(1)を使用。瞼が少し重く見える佐藤さんの目元の場合、つり上げ効果のある形に描くのがポイント。目尻にかけて下向きカーブを描く佐藤さんの目の形に逆らって、底辺を真横に引き、目尻に向かって幅広になる三角形を描くことでキリッと見せる。ネイルは、佐藤さんがつけていたネイルが、今回のスタイリングにマッチしていたため、パープル寄りのダークレッド(3)で再現。スパイシーでユニセックスな印象の香水(4)で、相対したときの印象もトータルにコーディネート。

ニッポン美人化計画:自分では選ばないコーディネートから、新しいメイクを探し出す糸口を見つける。
1

ブラックライトに反応して発光。スターゲイザー ネオンペイント #UVイエロー ¥1,250(アレスショップ)

ニッポン美人化計画:自分では選ばないコーディネートから、新しいメイクを探し出す糸口を見つける。
2

シャンパンゴールドのクリアカラー。リップスティック スクレドール・同 ケース N ¥3,000*8/1発売(ポール&ジョー ボーテ)

ニッポン美人化計画:自分では選ばないコーディネートから、新しいメイクを探し出す糸口を見つける。
3

濃密な発色。ヴェルニィ・ジバンシイ #08 ¥3,000(パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕)

ニッポン美人化計画:自分では選ばないコーディネートから、新しいメイクを探し出す糸口を見つける。
4

アジアの植物の香りをモダンに調和させたエキゾチックな香り。プラム ジャポネ オード パルファム スプレィ 50ml ¥28,000(トム フォード ビューティ)

UDA

メイクアップアーティスト。雑誌・広告のファッション&ビューティや著名人を手がけるほか、舞台のメイクプランニングも。本企画ではディレクションから担当。“美人化”のアーカイブも見られるHPがオープン! uda-kesho.com/top


美人化モデル募集中

ページに登場してくれるモデルさんを募集しています! お名前・住所・電話番号・年齢・職業・一言メッセージと、すっぴん&お気に入りの服を着たスナップ(上半身)各1枚をメールでお送りください。ginza.bijinka@gmail.com


PHOTO: Go Tanabe
STYLING: Itsumi Takashina
MAKE-UP:UDA
Text: Ryoko Kobayashi


line_new_banner

GINZA2017年8月号掲載