【スタイリスト仲子さんの妄想T・P・O】山へ!森へ!なんなら街でもアウトドアスタイル

ファッションにおいて大切なこと。それはT・P・Oです。誰です? Tシャツ、パンツ、オールインワンとか言ってるの!T・P・Oとは、time(時)、place(場所)、occasion, opportunity(場合)に合わせて、服装を選ぶこと。最近ではさらにもひとつP(person:人)も加えて、同行する人に配慮した服装も重視されてるわよね。
というわけで、スタイリスト仲子ちゃんが妄想シチュエーションに合わせて、TPOコーディネートを指南するわ。参考になさって♡今回は「アウトドアスタイル」がテーマです。

街でもアウトドアスタイル

she’s wanna-be outdoorsy girls.

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ニット¥84,000*参考価格、ソックス¥5,200*参考価格(共にジョン スターナー|ディプトリクス)、パンツ¥8,800(ヘリーハンセン|ヘリーハンセン原宿店)、ジャケット¥31,000(ラングラー|リー・ジャパン)、バッグ¥26,000(ペンフィールド|ヤマト インターナショナル)、シューズ¥42,000(ユナイテッドアローズ|ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

 

仲子(以下仲)「アウトドアシーンにおけるウールのプライオリティは、化学繊維が発達した現代でもとても高いんのよ。保温性、吸湿性に富み、型崩れしにくいウールはいいとこだらけ! 今季わたしが特に注目しているのは、スウェーデン《ジョン・スターナー》のセーターでーす!」。

ギンザ(以下ギ)「ゆったりと首を包むタートルネックと華奢見せするラグランスリーブが、シンプルでいてスタイリッシュですね。あ、仲子ちゃん、裾にタグが着いたままです。取っちゃいますね」。

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「ダメダメダメーッ! このタグが大切なんです。このセーターは、一頭の羊から採取した羊毛だけを使って1アイテムを作る、こだわりのブランドのもの。だからお洋服に着いたタグナンバー「JS0143」にアクセスすると、羊毛の生産羊の様子をチェックすることができるんですよ」。

「コーヒーでいうシングルオリジン的な? 野菜でいう佐藤さん家のピーマン的な?」

「その通り! この温もりはお前のおかげなんだね。ありがとう、わたしのかわいいメリーちゃん❤︎ と愛着もひとしお」。

「アウトドアスタイルはどこへ?」

「セーターはアウトドア専用のアイテムではないけれど、機能性や動きやすさ、ラクさを考えたアウトドアスタイルは普段からどんどん取り入れていきたいですね。ちなみにパンツとバッグはアウトドアブランドのものですよ」。

「人生そのものが山みたいなものだから、街でアウトドアの服装をしていてもTPO的にはなんら問題はないですね!」

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《ジョン・スターナー》の靴下。セーターとお揃いでどうぞ!

スタイリスト 仲子菜穂
Nao Nakako

漫画とお酒をこよなく愛するスタイリスト。トラッドやワークといったメンズ由来の着こなしに、モードなエッセンスを効かせたスタリングに定評がある。ときにインテリアやプロップを手がけることも。

Text:Harumi Hino
Styling:Nao Nakako
Photographer:kimyongduck