19 Feb 2018
「シミを消そうとしなくても透明感があればいいじゃない」2018年最新スキンケアでつくる春肌

長い冬が明け、気温や環境の変化に何かと悩まされる頃。この新しい季節にふさわしいフレッシュな肌を手に入れるためには、スキンケアも衣替えを。美肌づくりに精通したドクターのアドバイスとともに、最新のラインナップをお届け。
今年の美白は
透明感至上主義
エフォートレスな時代のムードを象徴するかのごとく。シミを完璧に消そうとしなくても、肌全体に透明感があればいいじゃない!というのが近年の美白傾向。「美白ケアはお掃除と一緒。毎日こまめに片付けていればキレイな部屋を保てるように、日々のUVダメージはその日のうちにリセットするのが大切です。2、3月のうちから真剣に取り組んでおけば、本格的に日差しが強くなってもメラニンをため込みにくい肌に」(「ウォブクリニック中目黒」総院長 髙瀬聡子先生)
左: 肌色を“セピア化”する真皮のくすみを防ぐべく、コラーゲンの変性を阻止。結果ハリ感に満ちたフレッシュな白肌に。アンフィネスホワイト ホワイトサージ ソリューション〔医薬部外品〕40ml ¥10,000*3/18発売(アルビオン)
中央: 肌は長年のダメージで遺伝子発現が変化=メラニンの基礎生成量が増えてしまう。その変性した細胞に働きかけ、輝きを取り戻す。スノー エッセンス オブ ライト〔医薬部外品〕30ml ¥15,500*2/23発売(パルファン・クリスチャン・ディオール)
右: メラノサイトの“移動”が停滞すると特定部位にメラニンが密集してしまう事実を業界で初めて発見。それに対抗するスポッツ美容液を開発した。使ううちに頑固なシミや色ムラも分散していき、目立たない状態に。ホワイトショット SXS〔医薬部外品〕20g ¥12,000(ポーラ)
左: コラーゲンにダメージを及ぼす「赤外線」や、酸化を引き起こす「大気汚染」からも肌を守る日焼け止め。アトモスフィア エアリー ライト UVクリーム SPF50+・PA++++ 30g ¥8,500*編集部調べ*3/5発売(SK-II)
中央: 角層透明度・メラニン量・均一なメラニン分布・血液の色・真皮タンパク質。肌の透明感を決定する5つの要素に働きかけて“まっさら”な肌印象を目指す。ホワイトプロセス エッセンス OP〔医薬部外品〕50ml ¥12,000*3/1発売(イプサ)
右: 「あのとき日焼けさえしなければ……」。そんな後悔を覚えさせる“思い出ジミ”の生成の連鎖をシャットアウトする美容液。明るく澄んだ印象を叶えて、肌も大切なメモリーも一点の曇りなく輝かせて。HAKU メラノフォーカスV〔医薬部外品〕45g ¥10,000*編集部調べ*3/21発売(資生堂)
髙瀬聡子先生 たかせ・あきこ
「ウォブクリニック中目黒」総院長。多くの美容医療の施術を手がけるほか、自身のスキンケアブランドを立ち上げるなど女性にとって頼れる存在。
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Photo: Satoshi Yamaguchi Illustration: Yuko Saeki Text&Edit: Yukiko Ogawa
GINZA2018年3月号掲載