29 Sep 2018
彼女のベースメイク手帳2 セミマット肌を作るアイテム

ベースメイクで印象も似合う服もがらりと変えられるって知ってた?しかも下地とファンデーションの〝ベストコンビ〟とか、プラスすべき絶品を 見つけられれば、コーヒーをカスタムするみたいにイージーに、いろんな 肌質になりきれる。さて今日は、何を選んでどんな肌の〝彼女〟になろう。
ハンサムガールに変身するなら 肌を〝セミマット〟にチェンジ。
肩があるジャケットやパキッとしたジレを羽織って、レディだってハンサムを気取りたいときもある。そんな日は軽めのマット肌に仕上げて凛としたムードを強調するのがビンゴ。まずはTゾーンを中心に皮脂を抑える美容液を塗って〝下ごしらえ〟を。ちゃんと素肌を整えれば〝上もの〟はラフにつけてもきまるから、このステップって大事。それから、ソフトマット系の下地やファンデーション少量を顔の中心から外へ、指でなじませる(80’s調の〝ガチ〟じゃなくあくまでほのかなマットに)。シャープな雰囲気を作り込むなら、頬骨の下とおでこの脇に茶系のお粉を仕込むのもいい。ほら、キリリとなったでしょ?
【BASIC COMBI】
光も忍ばせてハイブリッド肌へ。
水面のようにゆらゆらときらめくクリーム下地を仕込んで内側から輝く肌にチューニング。ファンデーションは薄膜感が気持ちいいハーフマットなエマルジョンを。半透明だからベースの光がちらりと顔を覗かせて……フレッシュな“透けマット肌”が。
左から
コンプリートフィット クリームベース 32g ¥7,000
トランスルーセント エマルジョンファンデーション SPF22/PA++ 全10色 ¥11,000(共にアンプリチュード 0120-781-811)
ヌーディなのにシャープな旬顔!
皮脂をコントロールしてさらりとフラットな素肌を生み出す下地と、塗ると目に見えないパウダーに変わって自然なマット感を生み出すスティックファンデーションの組み合わせ。アラは隠せて凛とするわ、素肌感は損なわないわで、ばっちり旬肌に。
左から
プリズム・プライマー 06 SPF20/PA++ 25ml ¥5,900(パルファム ジバンシイ〔LVMHフレグランスブランズ〕)
アンクル ド ポー オール アワーズ スティック 全5色 ¥6,500(イヴ・サンローラン・ボーテ 03-6911-8563)*共にモデル使用
マニッシュな表情を生む裏技ペア。
ハイカバーで持続力がある“マット優等生ファンデーション”を下地なしで使うカジュアルダウン作戦。プラスするのはコントゥアリング。板状と球状、2種のパウダーを配合していて肌に溶け込むようになじむお粉でメリハリづけを。ひゅ〜クールだね!
左から
ローラ メルシエ フローレス フュージョン ウルトラ ロングウェア ファンデーション 全11色 30ml ¥6,000(ローラ メルシエ ジャパン 0120-343-432)
アディクション コントゥアリング アディクション 02 ¥5,000*限定発売(アディクション ビューティ 0120-586-683)
【ADD THIS!】
上の組み合わせにプラスして、 さらに好きな肌にカスタムできるアイテムはこちら。
ジャケット ¥45,000(ガブリエラコールガーメンツ │ スーパー エー マーケット 03-3423-8428) ピアス ¥36,000(オール ブルース │ エドストローム オフィス 03-6427-5901)/インナー*スタイリスト私物
Photo: Naoto Kobayashi(model), Satoshi Yamaguchi(object) Styling: Megumi Yoshida Hair: TAKAI Make-up: DAKUZAKU(TRON) Model: haru. Text&Edit: Chihiro Horie
GINZA2018年10月号掲載