今シーズンは、明るく艶めくヌーディスキンがIN! そこで、エッジィなムードをまとえるプロダクトからプロ直伝のメイキャップ法まで、最新事情を連載でお届け。#理想の肌をつくる春のベースメイク
プロに聞く! スターのおしゃれ肌の作り方| 理想の肌をつくる春のベースメイク vol.5
今をときめくモデルや女優の肌に近づくためには? 本誌でもおなじみのメイクアップアーティストの岩田美香さん、下永田亮樹さんの2名がレシピを解説。
ブルームツインズのウェット肌
▶艶を重ねてシャープな印象へ
「エモリエント力の高いクリームを塗った後、グロウファンデーションをつけ、クルクルと円を描くように(肌を磨くように)筆でなじませて。さらにおでこや鼻筋、頰の高い部分にハイライターを足し艶のインパクトを」(下永田)
左から 人気シリーズの新作は強い輝きを放つパーリーホワイト。ボーム エサンシエル ペルルセント ¥5,500(シャネル)/シンクロするように素肌となじみ、光の作用でリフトアップも!シンクロスキン ラディアントリフティング ファンデーション SPF30/PA++++ 全12色 30g ¥6,000(SHISEIDO)
シアーシャ・ローナンのマシュマロ肌
▶パウダーをスタンプづけ!
「彼女のチャームポイントといえば、ふわふわとしたマットスキン。パウダリーファンデーションをパフにつけたら、スタンプするようにポンポンと塗布して。先端の細いブラシで頰骨の上に丸くチークを入れるのもキー」(下永田)
左から 人気化粧水〈クラリフィック〉に含まれるブナの芽エキスを使用。高いカバー力も自慢。タン クラリフィック コンパクト SPF32/PA+++ 全5色 ¥7,100(ランコム)/クリームがサラサラのパウダーに変化してフォギーなムードを宿す。ブロウイング フェイスカラー EX02 ¥3,200*限定発売(セルヴォーク)
IUのすりガラス肌
▶韓国コスメですっぴん力も底上げ
「K-POPスターの均一肌を叶えるには保湿が第一。メイク前にビタミン類をたっぷり含んだマスクで整えてから、トーンアップやスキンケア効果を狙えるクッションで仕上げて。カラーは実際より明るめを選ぶのも鉄則」(岩田)
左から テーマは“乳白色の花瓶に反射する光”。ほの明るく艶めく独特の質感に。LAKAソフトライティング カバークッション ポーセリン ¥3,200(I-ne)/ベストシーズンに収穫したオーガニックの梅エキスが73%。キメを整えつつブライトニング!メイク イット ブライト シートマスク 5枚 ¥2,100(シオリス)
アニャ・テイラー=ジョイの血色肌
▶ピンクの濃淡でモードな可憐さを
「甘さとエッジが共存した、“アニャ肌”のキーはチーク使い。フューシャカラーのパウダーを頰骨の下から耳へとシェーディング感覚で横長に入れ、メリハリづけを。下地にもローズトーンを選ぶと華やかさと奥行きが!」(岩田)
左から ワントーン明るい薔薇色スキンを実現!皮脂を吸着し、紫外線をブロックする働きも。フォトレディ ローズ グロウ トーンアップ クリーム SPF30/PA+ 30ml ¥1,600*4/22発売(レブロン)/鮮やかなシェードなのにノンシャランな雰囲気に。フィト ブラッシュ 2 ¥6,900(シスレージャパン)
カイア・ガーバーの小麦肌
▶頰や鼻先にブロンザーをトッピング
「ヘルシーな彼女のイメージを再現するならベースはごくミニマムに。少しダークなBBクリーム1本で全体を整えた後、目の下は避けて頰骨の下や輪郭まわり、鼻先に軽やかなブラウンをプラス。これで日焼け感も引き締めも」(岩田)
左から 天然成分のみ使ったパリのブランドから。ブロンザー 全3色 ¥3,700、コンパクト&ケース ¥8,400(ラ ブーシュ ルージュ 伊勢丹新宿店)/保湿力に優れたヴィーガン仕様。さりげなく褐色スキンに。BBティンティド トリートメントプライマー SPF30 ミディアムタン 30ml ¥4,500(タルト コスメティクス)
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岩田美香
モッズ・ヘア所属。ファッションとのバランスを重視しつつ、ジェンダーや年齢に縛られない自由なメイキャップを提案。マッサージのメソッドやインナーケアにも精通している。
Instagram→ @mikaiwa
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下永田亮樹
大胆な遊びを取り入れたアーティなメイクから素肌っぽさを活かしたエフォートレスなルックまで生み出す人気者!ベース作りのモットーは“1に保湿、2にブラシ使い”。
Instagram→ @shimo_nagata
Photo: Yoshio Kato Text&Edit: Chihiro Horie