女には毎週曲がり角がやってくる。それは肌も心も疲労が溜まる”谷”の日、水曜日。週末にのんびりお手入れをするから大丈夫? いえいえ。水曜にしっかり手入れをしたら”持ち”が違うという調査結果もあるんですって。今月とっておきのコスメを教えてくれたのはこの2人──
お疲れモードさん集まれ!水曜美容部おすすめコスメ
ビューティライター
継続系スペシャルケアでチューニング
毎日はちょっと大変だけど、程よい頻度で継続するとアベレージを上げていける。そんなスペシャルケアの投入にぴったりなのが水曜だと思います。色々な衰えを感じる40代ですが、そのぶん効くケアを投入すればぐんと返り咲く実感あり。だからこそ続くのかも。
〈アーバンアーユルヴェーダ〉昔は髪のハリ・コシ・量、いずれも余るほどあったのですが、高齢出産後はすべてがてきめんダウン、激しい脱毛症状も何度か経験しました。そこから得た教訓は「適切な頭皮ケアがV字回復の鍵」。故にこのマッサージオイルを常備しています。アーユルヴェーダの思想に基づくアロマブレンドはめっぽうリトリート感が高く、頭皮のコリとともに、疲れも一気にどこへやら。ビロードオイル アーバンアーユルヴェーダ(頭皮用/私物)
水曜&週末のケアを推奨するフローフシのマスク。ここのマスカラで間違いなくまつげの量が増えた私、有効成分「エンドミネラル」の大ファンです。これはシートにプリントしたというからスゴイ。マスクのフィット力と、剥がしたあとの肌のなめらかさ(ベタベタ・ドロドロ知らず)を溺愛中。特にフェイスライン用がお気に入りで、ストックが切れると不安に襲われます。フローフシ SAISEI シートマスク目もと用、口もと用、フェイスライン用(私物)
GINZA編集部 エディター
頭のてっぺんから清め、バラをチャージ
担当編集の私が言うのもなんですが、水曜に”特別な”ケアをする余裕さえないのが現実で…ならば「洗う」や「食べたり飲んだり」など、日々行っているルーティンのついでに取り入れられるアイテムがいいに決まっていると思い至った。今回ご紹介するのは10年愛用しているシャンプーと、優雅なバラのフレーバーのリキュール。頭皮を祓い、ロマンティックをチャージして週の後半を乗り切る。
〈G.Miclo〉好きなものを勝手に飲めばいいものを、飲酒にすら理由を必要としてしまう水曜日。ローズから抽出された成分を肌に塗ったり嗅いだりすることの効用は広く知られているけれど、ならば口から摂取してもいいんじゃない?ということで週に一度の定番になったのがこれ。ガス入りのミネラルウォーターで割って、アガベシロップを少し混ぜて飲むのが気に入っています。ミクロ リキュール ド ローズ(私物)
〈ラッシュ〉主成分が海塩という、潔いシャンプーです。洗い上がりは髪も地肌もきゅきゅっと音が鳴るような爽快さで、余計なものを頭にくっつけている嫌な感じとは無縁。蒸し暑いこの季節にはこのニュートラルな”すっきり感”こそご褒美なのだ。肝心の髪の仕上がりはどうかというと、ハンドドライするだけで髪が根本からたくましく立ち上がってくれる。今でも髪が真っ黒なのは、ミネラル効果の賜物ではなかろうかと思っている。ラッシュ ビッグ リキッドシャンプー(私物)
Photo:Hiromi Kurokawa