奔放なムードの素肌に、ワンポイント加えたヴィヴィッドなアクセント。そんなメイクは、彼女の生まれ育った環境から発想されました。
ニッポン美人化計画:奔放なムードの素肌に、ワンポイント加えたヴィヴィッドなアクセント。
ドレス ¥176,000(WMV | ビズビム)/イヤリング ¥33,000(アニーコステロブラウン | ビームス ウィメン 渋谷)
洗練されているけど、自然体。話すと、あくまで奥ゆかしいのに、臆することなく率直に受け答えできる。そんなギャップを併せ持つ谷口さんは、地方在住。 「聞けばご両親は、都会育ち。ソフィスティケイトな文化にも触れてきたバックボーンが、ほかの人とはまったく違った魅力を生んでいるように感じました」(UDAさん)
彼女のヘルシーな肌色との相性も考えたメイクは、開放感のあるフォークロアなムードに。 「ベースは、スキンケアした素肌にニュアンスを加えるためのチークのみ。そこに、ピリッと効かせる赤のアイラインを入れ、都会の空気感を出しました」(UDAさん)
眉は整える程度。唇にはツヤをプラスし、ミニマムに仕上げた。 「メイクの決め手になる要素は、顔立ちだけではありません。その人の思い出や家族、夢といったバックグラウンドが、答えを導き出す大きなヒントになります」(UDAさん)
素肌はスキンケアで潤いを与え、灼けた肌になじむ血色を頬にプラスする。チークというよりは、肌をうっすら染めることで、ニュアンスを与える感覚が正解。眉は、全体に対して薄い部分のみをアイブロウペンシル(1)で1本1本丁寧に描き足す。最後に、クリアな眉マスカラ(2)を使って、毛の流れをきれいに整える。目元は、赤いアイカラー(3)を使い、細いブラシでライン状に入れる。長さは、目頭から目尻1mm程度まで。上瞼の睫毛の生え際に、目を開けたときに細く見える太さで引く。唇は、リップクリームで、ナチュラルなツヤを与える。ネイルは、谷口さん本人が選んだピュアレッド(4)。
- 1
ごく薄づきの絶妙なカラー。リキッドとパウダーが1本にセット。シェイプ+シェード ブロウ ティント #スパイクト ¥2,600(M・A・C)
- 2
コンパクトなブラシで細部までコントロール。ル ジェル スルスィル #350 ¥4,200(シャネル)
- 3
メタリックな質感。中央のルビーカラーを使用。サンク クルール #857 ¥7,700*11/3限定発売(パルファン・クリスチャン・ディオール)
- 4
透明感のあるシアーな発色。ネイルホリック #RD405 ¥300(コーセーコスメニエンス)
メイクアップアーティスト。雑誌・広告のファッション&ビューティや著名人を手がけるほか、舞台のメイクプランニングも。本企画ではディレクションから担当。“美人化”のアーカイブも見られるHPがオープン! uda-kesho.com/top
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