ストックホルム発のフレグランスブランド〈BYREDO(バイレード)〉から、“若者”を表現したオードパルファン「リル・フルール(Lil Fleur)」が登場。2020年6月に、バイレードの販売代理店にて発売される。デザインユニット〈エムエムパリス〉と、カメラマンのクレイグ・マクディーンが手がけるキャンペーンビジュアルにも注目。
バイレードの新作フレグランスは“若者”がテーマ。エムエムパリスを迎えたビジュアルも公開
2006年にベン・ゴーラムが創立したラグジュアリーブランド〈バイレード〉。今回リリースされた「リル・フルール」は、嗅覚以外の知覚を基に香りを創造するという、ユニークなアプローチで製作された。インスピレーション源となったのは、ベンが自身の妹や娘に感じていた、女性ならではの輝かしい“若さ”。女性の世界を題材にした香りを男性の調合師が表現することで、ユニセックスで使えるオードパルファンが誕生した。
「リル・フルール」の香りは、伝統的なフローラルノートに再解釈を加えたもの。ベースノートとなるブロンドウッドとアンバーが洗練と静穏を表現し、トップノートではカシスとタンジェリンが思わず踊り出してしまうような陽気さを演出。ミドルノートではダマスクローズが甘く活き活きと香ることで、女性性を表現。さらに、もう一つのミドルノートであるレザーがトップノートのサフロンと溶け合い、温かみのある芳しさも生み出している。
「リル・フルール」の発売に伴ったキャンペーンも実施。パリのデザインユニット〈エムエムパリス〉と写真家のクレイグ・マクディーンを迎え、若者の溢れ出るようなエモーションをテーマにしたビジュアルを製作。表現には写真や動画など様々な手法が用いられ、NYのストリートでスカウトされた、モデル経験がない12人の若者が参加した。本キャンペーンは二回に分けて発表され、2020年6月4日(木)に第一弾が公開。被写体となったモデルの言葉がイラストで描き加えられた、6人分のポートレイト写真などが登場した。
さらに〈バイレード〉のInstagramアカウントでは、モデル達が自らスマートフォンで撮影し、ありのままの自分を表現したダイアリー形式の動画もアップ。インターネットの流通以前に広く親しまれたポートレイト写真と、現代的なスマートフォンの自撮り動画を対比するような構成となっている。
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「リル・フルール」は、〈バイレード〉の販売代理店で2020年6月に取り扱いがスタート。さて、実際どんな香りなのか、ぜひ試してみて。