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では、ビューティの時間です。 ギンザレディのコスメラジオ Vol.5

では、ビューティの時間です。  ギンザレディのコスメラジオ Vol.5

あふれんばかりのコスメ愛を持て余す ビューティ・プロ3人がお届けする「読むラジオ」。「本当によかった」最新コスメを話のネタに、GINZAの誌面を文字ジャック!


ビューティライター AYANA
AYANA

化粧品開発の経験を活かし、アートやウェルネスの観点からも美容を見据えるビューティライター。ストレスでゆらぎがちな肌悩みに終止符を打つ、運命のスキンケアをついに発見。ディセンシアの〈ayanasu〉シリーズがあれば、この東京砂漠でも生きてゆけるッ!

ヘアメイク ヒラガフミコ ヒラガフミコ

あらゆるメゾンの最新コレクションを把握。美容師としてサロン「TACCA」にも立つ、ファッション大好きヘアメイク。近頃のモデル撮影に欠かせないのは〈クレ・ド・ポー ボーテ〉のコットン。赤みの出やすい敏感肌にも安心して使えるシルク入りで名脇役認定。

GINZA 編集クロ 編集クロ

よりよいコスメのリサーチに365日情熱を燃やす、GIN ZA編集部のビューティ担当。突如としてやってきた自分の中のヘアピンブームに戸惑いつつも、さまざまな色や形を集めてはにんまり。次はアップカミングなブランド〈アシュリー ウィリアムズ〉のへアピンを絶賛狙い中。


クロ(以下K) 読者の皆さま、こんばんは。今月も「誌面ラジオ」の時間だよッ!ビューティ担当・クロです。

AYANA(以下A) 愛猫の名前は海と書いてシーと読む、アネゴ系ビューティライター・AYANAです。

ヒラガ(以下H) 来世はパリジェンヌになりたいヘアメイク・ヒラガです。

K ビューティ界のズッコケ三人組とは私たちのこと!さて、今月のトップニュースはなんざんしょ?

A ななななななんとあのRUMIKOさんプロデュースの新ブランドが誕生。その名も〈アンプリチュード〉!

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左から:トランスルーセント エマルジョンファンデーション SPF22・PA++ 全10色 ¥11,000*セット価格、同 コンプリートフィット クリームベース 32g ¥7,000*9/1発売(アンプリチュード 0120-781-811)

H この下地、クリームなのにふわっふわで〝雪解け〟を思わせる初めての感触。毛穴、見えなくなるヨ……!

K 庶民の私はエマルジョンファンデーションのお値段に一瞬怯んだけど、使ってみておおいに納得。こんな透きとおるカバー力、他にはないですわ。角がまぁるくて顔に突き刺さらないブラシの使い勝手にもホレボレ。

H これ、ブラシに苦手意識のある人には心底使ってほしい。均一で欲しいところに光のまわるプロ級の仕上がりが誰でも簡単につくれるから。

A 日本の女性の肌づくりに透明感の概念をもたらしたのって、RUMIKOさんのベースメイクだと思うんですよね。大人になったその頃の少女たちにむけて第2章の幕開けというか、この伝説再びな感じ……滾る……。

K アッ、たまに垣間見える姐さんの少年マンガ脳が……。端正な肌ときたらこの秋は陰影も必須でしょということで、何かいいアイテムありました?

H アディクションのコントゥアリングが素晴らしかった。どう入れてもデー◯ン閣下にならずにさりげなく彫り深に見せてくれる、絶妙な色合い。

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アディクション コントゥアリング アディクション 02 ¥5,000*9/7限定発売(アディクション ビューティ 0120-586-683)

A ちょいちょい出てくる閣下のたとえ話に年代を感じるワァ……。しかしコレ、サッと混ぜてこめかみのあたりに入れると本当に小顔に見えますね。

H このコントゥアリング+眉のみのミニマムメイクで骨格感を際立たせて、ハンサムな女性像をつくるのも気分。で、ネイルだけは女っぽく、とか。

A&K オッサレ〜!

K そんなこと聞いたら、シャネルのネイルをすぐにでも塗りたくて。パッケージも質感もマットに徹した今季、この毒っ気を秘めた限りなく深いバーガンディがスタイルに与えるパワーたるや!

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左から:シャネル スティロ オンブル エ コントゥール 12/同 10*限定色 各¥3,900、ヴェルニ ヴェルヴェット 638*限定品 ¥3,200*すべて8/24発売(シャネル カスタマーケア 0120-525-519)

A 秋のマットシリーズはどれも素敵すぎて鼻血モノ。ベージュのアイクレヨンは下瞼に入れると夜遊び後のフランス女優のようなアンニュイさが出て、疲れも色気に変わるというか。

K 朝日を受けたベッドの中で「ジュッテーム……」って囁くあの感じね。

H リバイバルの予感のキャットラインも、リキッドじゃなくてマットなアイクレヨンで描くとさらにモダンになりますよ。AWのランウェイでたくさん出ていた〝スカーフほっかむり巻き〟をする日に入れてみたい。

A それにしても春夏からの質感で遊ぶメイクトレンドは加速する一方ね。

K 9月に一大リニューアルされるSHISEIDOなんて、リップがマット、サテン、セミシアー、漆ツヤと質感違いで4種類もあるんですよ! 色みも豊富で、質感との掛け合わせで選べばまさに世界にひとつだけの唇に。

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左から:SHISEIDO モダンマット パウダーリップスティック 509/同 505 各¥3,600、同 ヴィジョナリー ジェルリップスティック 212/同 214 各¥3,600*すべて9/1発売(資生堂インターナショナル 0120-81-4710)

A バイオレットやダークブラウンのような攻め色も、サテン仕上げのジェルリップなら難なくモノにできそう。

H 逆にマットな方のリップは端正かつ洗練を極めた質感だから、コーラルやピンクベージュなどのベーシックな色みも格の違う仕上がりになるねぇ。

K めっさカクカクしてるやん!と思わずツッコミましたけどね。でもこの角っこで唇の輪郭をキレーイに縁取りできて塗りやすさに目からウロコ。

Photo: Satoshi Yamaguchi Illustration: Kenro Shinchi Text: Yukiko Ogawa

GINZA2018年9月号掲載

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