18 Aug 2018
では、ビューティの時間です。 ギンザレディのコスメラジオ Vol.6

あふれんばかりのコスメ愛を持て余す ビューティ・プロ3人がお届けする「読むラジオ」。「本当によかった」最新コスメを話のネタに、GINZAの誌面を文字ジャック!
AYANA
化粧品開発の経験を活かし、アートやウェルネスの観点からも美容を見据えるビューティライター。ストレスでゆらぎがちな肌悩みに終止符を打つ、運命のスキンケアをついに発見。ディセンシアの〈ayanasu〉シリーズがあれば、この東京砂漠でも生きてゆけるッ!
ヒラガフミコ
あらゆるメゾンの最新コレクションを把握。美容師としてサロン「TACCA」にも立つ、ファッション大好きヘアメイク。近頃のモデル撮影に欠かせないのは〈クレ・ド・ポー ボーテ〉のコットン。赤みの出やすい敏感肌にも安心して使えるシルク入りで名脇役認定。
編集クロ
よりよいコスメのリサーチに365日情熱を燃やす、GIN ZA編集部のビューティ担当。突如としてやってきた自分の中のヘアピンブームに戸惑いつつも、さまざまな色や形を集めてはにんまり。次はアップカミングなブランド〈アシュリー ウィリアムズ〉のへアピンを絶賛狙い中。
AYANA(以下A) ところでクロさんがドヤ顔でチラつかせてるそのパレットは何かしら
クロ(以下K) よくぞ聞いてくれました!SUQQUの15thアニバーサリーの限定品をイチ早くお見せしたくて。
左から:2018 15th アニバーサリー カラー コンパクト 102/同 101 各¥7,000*9/7限定発売(SUQQU 0120-988-761)
A あのSUQQUがもう15周年!?思えば、働く大人の女性にメイクの楽しさを思い出させてくれたのはアナタでした。気品とエレガンスは保ちながらも鮮やかな色を堂々とつけこなす提案が新鮮で、当時の私はその魅力にすっかりメロメロに……。
ヒラガ(以下H) ハッ、姐さんがプレイバック恋文モードに。でもそのローンチ当初のスピリット、このパレットにも脈々と受け継がれてますよね。パッと見は鮮やかなピンクなのに、頬や瞼にはすんなりなじんで大人の可愛げと品のよさの両方を叶えてくれるというか。
K 今季らしい渋柿色の方もキャッチーでいてマチュアな女性にふさわしい佇まいが。どちらも目元がハレぼったく見えたりしないし、肌の色みを問わず使えるのもありがたいですわ。
H 話は変わるけど、こないだ「出先で汗をかいた肌にお粉をはたくとモロモロになっちゃう」って言ってたの覚えてる?それを解決する画期的な乳液がプレイリストから出たらしく。
プレイリスト フリュイドパウダー 30ml ¥3,500*編集部調べ*9/1発売(資生堂インターナショナル)
K アーーーッ!乳液のフリして肌になじんでお粉に変化。皮脂やテカリをしれっと吸ってくれるという噂の!
H そう。これなら汗をかいた肌にもムラなくなじませられるし、うまいこと考えたなと。白浮きもなくて「お粉はたきました」みたいなバカ殿フェイスにならないのが最高。
A 解像度の高い8Kテレビ時代に向けて、いかに厚塗り感なく美肌に見せるかを考えてつくられたアイテムみたいね。Tゾーンや小鼻がおろしたての消しゴムのごとくツルサラになるのには地味に感動しちゃう。
K 近頃はスキンケア+αの機能を備えたアイテムが増えてますよね。コーセーの新ライン、ルシェリも顔立ち印象を変えるのがコンセプトでしたし。
左から:ルシェリ リフトグロウ ローション 全3種 各160ml ¥2,700*編集部調べ、同 リフトグロウ エマルジョン 全3種 各120ml ¥3,000*編集部調べ*共に8/21発売(コーセー 0120-526-311)
H 「歳をとると頬〜アゴにかけてのハート形がくずれてくる」って話に震えてさっそく使ってみたけど、確かに肌がググッと持ち上がる感あり。肌の奥まで美容成分を届けてくれるイオン化カプセル様のおかげや……。
A 美容液の領域だったリフトアップが基礎化粧品だけでも叶うってお得感スゴイ。ちなみに化粧水は「特濃」まであって保湿力もお墨つき。
K 特濃って、とんかつソース以外で初めて聞きましたよ!
A あとこのゲランの美容液もオススメ。リフトアップとピーリング、2種類の液を混ぜて使うタイプでこちらも1本で二度おいしい系ね。
アベイユ ロイヤル ダブルR セロム 30ml ¥17,300*9/1発売(ゲラン 0120-140-677)
K ソースに続いてコンビニでくれるケチャップ&マスタード的な!この両立を思いついた発想力とそれを実現した技術力に拍手喝采ですよね。
H クロが何を褒めてるのかイマイチわからなくなってるけど、本当にコレを使った翌朝は肌がピッとして表面がツルツルになる。たった1本で手間なく使えてこの効果実感、忙しくてズボラな人の救世主ですわ。
K まさに私らみたいなね!と、キレイにまとまったところで今月はそろそろおしまいのようです。皆様、また来月!
Photo: Satoshi Yamaguchi Illustration: Kenro Shinchi Text: Yukiko Ogawa
GINZA2018年9月号掲載