- PROMOTION
14 Jun 2019
厳選した天然由来成分にこだわりつつ、現代的な女性美を追求するヘアケアブランド〈ダイアンボヌール〉。作家・山内マリコさんが寄せてくれた、髪と幸せのエッセイとともに、新しい「オーガニック」に触れてみる。
自分は「女」である。
という意識が芽生えてからずいぶん長いこと、
髪は思い通りにならない、手強い相手だった。
鏡の前で果てることのない格闘をくりかえしてきた。
誰かの素敵な髪にあこがれても、
そっくりにすることはできなくて、
ため息をついたっけ。「女」であることにもすっかり慣れて、
最近は自分にもかなり甘くなり、
髪は悩みのタネではなく、
そのままで充分に個性なんだと気づいた。
色み、手ざわり、硬さ、柔らかさ、毛の流れ方、
そのどれもが、あるがままでよかったんだ。
これは幸福な和解だ。
髪は、天から授けられた、その人だけの宝物。
自分の髪を愛することができたら、
日々を過ごす最低限の幸せは、担保される気がする。洗って、乾かして、梳かして、整える。
毎日そのくりかえし。
面倒?——正直に言うと。
飽きる?——そりゃあねえ。
だからちょっとでも楽しくしたい。
最近はすっかり香り至上主義者だ。
どんな髪になりたいか、ではなく、
単純に好きな香りで選んでる。
バスルームをいい匂いで満たしているときが
いちばん幸せかも。
作家。富山県出身。2018年、著作『ここは退屈迎えに来て』が映画化し話題となる。最新刊は『あたしたちよくやってる』(幻冬舎)。
バスルームに置けば空間全体をも華やがせる、香水瓶のようなパッケージ。シャンプーの概念を超えたデザインは、〈ダイアンボヌール〉の特筆すべき魅力だ。けれど、秘密はもっと奥にある。ふわりと広がる上品な香気に、健康的で滑らかな洗い上がり。成分の98%以上が天然由来なのに、いや、〝だからこそ〟なのだろう、使い心地の良さに驚かずにはいられない。
豊かな香りは、南仏・グラースで手摘みした花々から生み出されたもの。天然オイルなどの原材料は、有機栽培の産地からフェアトレードで購入される。製品を使う人だけでなく、原料を育てる人にも、幸せ=ボヌールを運ぶ仕組み。ここから、美しい髪は始まるのだ。
そして、青と黄色の新ライン。ブルージャスミンがそっと咲き、軽やかでツヤのある仕上がりに。ダメージヘアを包み込んで、自然体の輝きを与えてくれるシリーズだ。
Blue Jasmine
ナミビア産マルーラオイル(*1)や、モロッコ産ウチワサボテンオイル(*2)などを配合した。髪の水分バランスをしっかり整え、艶めくエアリーヘアへ導く。ヘアとボディどちらにも使えるオイルも。
*1 スクレロカリアビレア種子油(保湿)
*2 オプンチアフィクスインジカ種子油(保湿)
Grasse Rose
Orange Flower
問い合わせ: ネイチャーラボ Tel: 0120-112-285
Photo: Takemi Yabuki (W) Styling: Arisa Tabata Costume Design: Misa Fujimoto Hair&Make-up: Masayoshi Okudaira Model: Kellyanne Edit: Yu-ka Matsumoto Cooperation: Ascott Marunouchi Tokyo
GINZA2019年7月号掲載
2023年4月号
2023年3月10日発売