08 Aug 2020
爽やかな夏のヘアケア&スタイル! vol.1 ウェットななでつけヘアのバリエーション

マスクをしててもリモート会議でも、おしゃれやパーソナリティを雄弁に語ってくれるのがヘア。そこで髪をセルフコントロールするためのTIPを特集。
ウェットななでつけヘアのバリエーションは?
タイトと非・タイトのコントラストで遊ぶ
「クールなニュアンスを加えられるのがなでつけヘア。どこかにハズしも作るとよりおしゃれに見えます。たとえばタイトに仕上げたサイド・バックと対比させるように、トップを束ねて毛先だけラフに遊ばせたり、前髪はコテでカールさせてボリューミーに見せたり。なでつけ部分を作る際は、洗いざらしの髪にシアバターをつけると時短で仕上げられます」(岩田)
パート取りをラフに崩し日常使いのアレンジに
「20年秋冬のランウェイでは分け目をまっすぐにした“なでつけ”が主流でしたが、デイリーに取り入れるならラインを少し曖昧にし抜けを。右図のように8対1でパート取りしてバックに流す場合、手ぐしで分けると髪の落ち方が自然になります。ショートだったら横になでつけた前髪の先をカールさせるのもいい。重めのバームを使えば指で整えるだけでくるんとする」(HORI)
ハーフウェットに仕上げてカジュアルダウン
「目を向けたいのは質感のコントロール。根元からクリームをなじませた後、オイルを少し重ねるとハーフウェットな髪に。ボブやマッシュをミニマムに整えながら、束感も演出するには粗いくしが便利。コーミングするだけで“面”が整います。なお、右図は後ろに流した前髪を最後に少しだけ前に戻しますが、そういうときもコームで掬うと簡単」(KOTARO)
Photo: Yoshio Kato Illustration: Mariko Enomoto Text&Edit: Chihiro Horie
GINZA2020年7月号掲載