ふと目に止まったディテールの美しさに、丁寧な暮らしが透けて見える。それが淑女。 日々の小さなお手入れの積み重ねが、3年後の〝きれい〟に差をつける。 何かで飾り立てるのではない、GINZA流ビューティの掟を紹介します。
美を仕込む、それが淑女。『ピュビケアを日常に』他人に聞けないデリケートなお手入れ
ピュビケアを日常とする
ピュビゾーンとは、デリケートエリアのこと。 やさしく洗って、きちんと潤す― 肌が当たり前に享受してきた心地よさを ピュビゾーンにも与えてあげるのが淑女。 自分自身をとことん慈しむ。 こんな至福の時間が他にあるだろうか。
- 見て、確かめて、ケアをスタート
ケアの前には状態をきちんと確認するのが第一歩。この夏デビューしたピュビゾーンのお手入れブランド、トレスマリアにはしっかり確認するための鏡も登場。ジェルタイプのソープはピュビゾーンと同じ弱酸性。マッサージしながらやさしく洗える。左から: トレスマリア ソープ 180g ¥3,800、同 ミラー ¥1,800(バルドゥッチ)
- きちんと潤し、摩擦から保護
乾燥や黒ずみ、かゆみなどが起こりやすいピュビエリア。トラブルの要因になる下着とのこすれを回避するためにも十分な保湿ケアが必要不可欠。高い保湿効果に、肌の再生や修復を促す作用もあり、妊娠線予防に使われる成分も配合。ピュビゾーンケアの先進国フランス発。ウーマンエッセンシャルズ 保湿クリーム 50ml ¥3,600(BCL)
- マッサージでエイジングケア
いくつになっても女性という“性”を謳歌するためには、膣にもエイジングケアを。年齢を重ねるごとに、萎縮する膣を植物のパワーでたっぷり保湿するマッサージオイルで柔らかくほぐして。マッサージを日々の習慣にすれば、出産時の会陰切開の回避にもつながる。バーシングオイル 30ml ¥10,000(サンルイ・インターナッショナル)
- 拭き取りシートで清潔に保つ
かゆみや臭いのケアには、携帯にも便利な100%オーガニックコットンのワイプを。経皮吸収率が高く、弱酸性に保たれたピュビエリアにPH値を合わせたオーガニック化粧水には、抗菌作用のあるタイムエキスを配合。ピュビケア オーガニクス デリケート コットン ワイプ フレッシュシトラス 12枚入り ¥600(たかくら新産業)
Photo: Sayo Nagase (model), Akiko Mizuno (product)
Styling: Junko Kobashi
Hair: KANADA (LAKE TAJO)
Make-up: Yuka Washizu (beauty direction)
Model: Ai Hashizume
Text: Nanako Koike