だんだんと強さを増してきた日差し────、気分も高まる季節の到来!
モード界で活躍する人気メイキャッパーのUDAさんに教わるのはさまざまな表情を引き立てる、注目カラーのリップメイク。
ディーププラムのリップは初夏もOK ミニマル肌にのせて抜け感を
憂いを帯びたディーププラム。
ピアス ¥24,000(トムウッド | ステディ スタディ)/リング ¥65,000(シャルロット シェネ | エドストローム オフィス)/オールインワン ¥50,000(アンダーカバー)/ブルゾ ン ¥89,000(バスクチュール | ザ・ウォール ショールーム)
「暖かな陽気だからといって、必ずしもハッピーで元気のあるリップじゃなくてもいい。春の夜は、月がぼんやり霞んで見える朧月夜の季節でもあるわけです。それに、環境の変化でストレスがたまってきたり、ゴールデンウィークを過ぎて気だるくなったり…。これ真面目な話ね。そんなムードをリップメイクで表現してみました」(UDAさん)。
つい秋冬の色と捉えがちなシックなディーププラムをこの時季らしくつけこなすには、肌をとことんミニマルに整えること。「素肌感を生かしてファンデーションは使わず、気になる部分はコンシーラーでサッと隠す程度に。ベースメイクで軽やかな抜け感を出せば、プラムリップが重く見えません」。また唇全体がさらりと色でにじんだような印象に仕上げるのもモード感を出す秘訣。「力の抜けた雰囲気に仕上げたかったので、唇の輪郭もはっきりさせず曖昧に。まず口紅をリップブラシに取って全体に薄くなじませ、その後、指に取って唇の中心部分をメインにポンポンと重ねます。ツヤすぎずマットすぎず、しっとりとした質感にもってくるのも狙いです」。少し陽の落ちた時間帯からナイトアウトにも映えそうなディーププラム、この季節に最高にクールだ。
UDAさん提案のメイクで使ったアイテムをまじえた旬リップのバリエーションをご紹介。
上から時計回りに“透け感マットリップ”ともよばれるふんわりした仕上がりが魅力。ルージュシグネチャー 113 ¥1,800(ロレアル パリ)☆モデル使用色/ふくよかな唇を演出するセミマットタイプ。
ルージュ ジェ マット 24リフィル ¥3,700、ケース ¥2,700(ゲラン | ゲランお客様窓口)/マットなのにカサつきとは無縁。
ルージュ アンリミテッド マット M OR 570 ¥3,200*4月24日限定発売(シュウ ウエムラ)/くっきり発色。ハート型スティックにも注目。
ラプソリュ ルー ジュ C 176 ¥4,000*5月17日限定発売(ランコム)/赤みブラウンで睫毛に抜け感を。
アイラッシュ マスカラ ウォータープルーフ 02 ¥4,300*5月1日発売(SUQQU) ☆モデル使用色/上瞼のキワ全体と下瞼の目頭&目尻に。
クリーミーアイカラー 300 ¥1,200、カラー ケース ¥800(アナ スイ コスメティックス)☆モデル使用色/上下瞼に薄く塗布。
ザ アイシャドウ Prima Donna *限定色 ¥2,000(アディクション ビューティ)☆モデル使用色
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Photo: Mitsuo Okamoto (model), Satoshi Yamaguchi (products) Styling: Arisa Tabata Hair: HORI (BE NATURAL) 177 Make-up: UDA (mekashi project) Model: Junli Zhao Text & Edit: Chie Yasui