24 May 2018
フィッツジェラルドの小説が香水に

イギリスのメゾンフレグランス〈ミラー ハリス〉から、F・スコット・フィッツジェラルドの最高傑作といわれる小説から着想を得た、2つのフレグランスが5月25日(金) に発売される。2人の調香師がそれぞれの解釈でアーティスティックに表現した香りから、ストーリーを読み解きたい。
小説の世界、光と影が香りで蘇る
無垢と情熱、戦後の苦悩と新しい時代への希望など、変化とコントラストを描いた小説『夜はやさし』の一節を、2人の調香師が独自の解釈と手法で『スケルツォ』と『テンダー』という2種類のオーデパルファムに仕上げた。2つの香りは互いに寄り添い、小説に見られる光と影や葛藤が活き活きと感じられる。
情熱的なカラーと香りが織り成す万華鏡
『スケルツォ』
『スケルツォ』は、グラースの調香師の家庭で育ち、〈ミラー ハリス〉の多くのフレグランスを手掛けるフランス人パフューマ― マチュー・ナルダンによる作品だ。
香りの特徴
小説さながらのめくるめく情熱な香り。タンジェリンから、
スケルツォ オーデパルファム 50mL ¥16,500/ 100mL ¥24,000
霧に包まれた光と影、ミステリアスな
『テンダー』
『テンダー』はグラースでキャリアをスタートし、メジャーフレグランスで研鑽後に独立、環境に配慮した作品を生み出しているベルトラン・ドゥシュフールの作品。
香りの特徴
ホワイトボーダーストーンの上にたちこめる花のミストに包まれた、光と影を合わせ持つ。ミステリアスなブラックインクチューリップ、ライトピンクの雲のように咲き乱れるピオニー、繊細なローズとグリーンヒヤシンスのミステリアスなノートが広がる。
テンダー オーデパルファム 50mL ¥16,500 / 100mL ¥24,000
問い合わせ:インターモード川辺 フレグランス本部 Tel: 0120-000-599
millerharris.jp
Cover Photo: @forget_me_not_originals, Text&Edit: Hiroko Chihara