働く私を慈しむフィト・セラピー〔LESSON 7〕いつか産む日のために -前編-

働く私を慈しむフィト・セラピー〔LESSON 7〕いつか産む日のために -前編-

働く自分が誇り。でもときどき体と心が息切れするときも……。 そんな頑張り屋こそフィト・セラピー(植物療法)に頼ってみない? 「塗る・飲む・嗅ぐ」という3つのアプローチで 体と心を健やかに、美しく導くBioなお手当てレッスン。



LESSON 7

いつか産む日のために

-前編-

 

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ドレス*商品はインナードレスつき ¥43,000(バウム・ウンド・ヘルガーデン | ユニット&ゲスト)/ロングネックレス ¥8,500(66ザ レーベル | ザ・ウォール ショールーム)

 


 

生涯女として働き、生きるために
粘液力を高めてタフな体をつくる

粘液とは、鼻や目の粘膜から出る粘り気のある液。「粘膜と粘液は体中の穴と管の内壁にあり、ウイルスなどを追い出している免疫の最前線。膣の粘液はさらに、産む力にも直結。この相手で良いかを見極め、精子を絡め取ることは、粘液がちゃんと分泌されていないとできません」(森田さん)。ところが30代の2人に1人は膣粘液が十分ではないのだとか。「心が通い、快感を得られる性生活で粘液力は高まります。膣のセルフケアも大切な習慣です」(森田さん)。豊かな粘液はタフで感受性豊かな体を作り、産む力にもつながる。仕事も女も生涯現役でいたいなら、粘液力を高めよう。

 

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デリケートゾーンは 専用アイテムでケア

右から: 自然由来の洗浄成分を組み合わせた腟周り用ウォッシュ。常在菌バランスを保つ。アンティームオーガニック by ルボア アンティーム フェミニン ウォッシュ 100ml ¥2,000、森田さん開発の会陰マッサージオイル。インティメール バーシングオイル 30ml ¥10,000(共にサンルイ・インターナッショナル)

 

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ママ向けハーブティは 飲んでソンなし!

ラズベリーリーフは粘膜や粘液を整える植物。これとネトル、ローズヒップなどを組み合わせたノンカフェイン茶。すべて有機素材。有機マザーズハーブティー ラズベリーリーフブレンド 10包入り ¥600(生活の木)

 

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粘液力にもいいオメガ3は 加熱OKのカメリナが旬

西洋ナズナの実の油。オメガ3が豊富で加熱ができ、常温保存もOK。コールドプレス後無濾過で瓶詰めしており、ねぎ油のような独特の風味が。ファンドラー BIOカメリナオイル 100ml ¥1,581(アイツィンガー・ジャパン)

 


 

いまから始める3つの“粘トレ”習慣

 

① 自分の女性器をちゃんと見る

勇気を出して自分の女性器をチェック。「毛を処理し、立って脚を開き、手鏡も使って覗き込んで。粘液でうるおい、プリッとしているのが理想的ですが、乾いたりしなびたりしていませんか? ひだがたるんとしていたら黄信号。膣も使わなくなるとどんどん萎縮してたるみ、粘液も出にくくなります」(森田さん)

 

② 電車の中では膣トレを

お風呂上がりに膣からお湯が出た経験は? これは膣がゆるい、つまり膣周りの筋力が弱い証拠。「膣が萎縮して粘液力が落ち、将来の尿もれにもつながります。電車では立ち、膣をぎゅっと縮めて一駅を過ごして。丸めたバスタオルにまたがって膣をしめ、骨盤を前後に動かすトレーニングもぜひ毎日」(森田さん)

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③ 体温は36.5度以上をキープ

平熱が36度以下の女性は多いよう。「体温が1度下がると免疫力は3割も落ちるといいます。代謝が鈍り、粘液力もダウン」(森田さん)。いつか産み、ずっと働き、人生を楽しみたいなら、体温は36.5度をキープ。栄養面ではタンパク質がカギ。特に、アボカドやマグロに多いトリプトファンというアミノ酸は粘液の材料。

 

-後編につづく-

 

お話を聞いた方

松村圭子先生≫婦人科医。成城松村クリニック院長。女性を応援する目線での丁寧な診療に信頼が厚く、TVや雑誌、webメディアでも活躍。『美人ホルモン講座』(永岡書店)など著書多数。

森田敦子さん≫日本の植物療法の第一人者。航空会社勤務ののち渡仏して植物療法を学び、スクールや自身のブランドを立ち上げる。6月下旬に『潤うからだ(仮)』(ワニブックス)を上梓予定。

柏谷麻夕子さん≫美容ライター。PMSをハーブ療法で克服したことをきっかけに植物療法士に。メノポーズ(更年期)カウンセラーの資格ももち、自然療法と現代医療、両方での女性ケアを発信。

 


Photo: Rie Suzuki (model), Akiko Mizuno (product)
Styling: Michiko Yuasa
Hair&Make-up: Takae Kamikawa (mod’s hair)
Model: Nastya
Illustration: miyatachika
Text&Edit: Mayuko Kashiwaya

 

GINZA2017年6月号掲載

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