この秋、20周年を迎えた〈RMK〉が挑むのは、ファッションとの融合。世界が注目する 〈TARO HORIUCHI〉とのコラボレーション「FFFUTURE」から導かれる、美しき未来への扉。
この秋〈RMK〉が挑むのはファッションとの融合。世界が注目する 〈TARO HORIUCHI〉とのコラボレーション「FFFUTURE」
ファッションと手をつなぎ
メイクはもっと前へ、未来へ
TARO HORIUCHIの2016-17AWコレクションを纏った4人のモデルたちに、鮮やかなカラーを彩り、仕上げてくれたRMKのクリエイティブディレクターKAORIさん。モノトーンを基調に軽やかさを追求したルックだから、透明感のある色がことのほか映える。
「キーカラーの白やブルーは透明感を引き出す色。色遊びから、自分に似合う色が発見できることも。ファッションと同じように、メイクも色や質感をもっと楽しんでください」(KAORIさん)
6月7日に開催された「RMK AUTUMN-WINTER 2017 COLLECTION」のお披露目会は、プレス関係者やインフルエンサーなどが集合、関心の高さがうかがえた。スティックタイプのチークは、ハーフマットな仕上がり。左から: フューチャーチークスティック TH-03/TH-02/TH-01 各¥2,800
モード感あふれるアイシーカラーのインジーニアス リクイドアイライナー EX。左から: TH-01/TH-02/TH-03 各¥2,800
TARO HORIUCHIの世界観を指先で堪能できるネイルカラー。左から: ネイルポリッシュ TH-04/TH-05/TH-02/TH-03/TH-01 各¥1,500*すべて8/11数量限定発売(RMK)
テキスタイルからヒントを得た、質感の異なる白がメインの4色パレット。ミラー付き、チップ内蔵の近未来的なパッケージデザイン。全5種 各¥4,000
ニューヨークから来日したKAORIさんとデザイナー堀内太郎さん。ランウェイに見立てたステージでインタビュー。青い空に漂う白い雲が、静かな希望にあふれた未来を暗示させる。
ふたりの感性が共鳴して
生まれたクリエーション
編集部(以下G) 初顔合わせのコラボレーション。それまでお互いのことは?
KAORI(以下K) じつはまったくの初対面です。20周年を迎え、次にRMKはどこを目指すのか、そう考えていたとき「顔とボディをつなげること」を発想の原点に、ファッションブランドとのコラボレーションが浮かびました。未来や進化をキーワードのひとつとするTARO HORIUCHIの世界観に、ひと目でこれだと確信! 即、アプローチしたんです。
TARO(以下T) そう言ってもらえてうれしいです。進化し続けることは常に意識していますし、軽さや透明感も根底にある大事なキーワード。とくに、白には強いこだわりを持っています。
K 黒を得意とする日本人デザイナーが多い中で、白にこだわるTAROさんの存在はとても新鮮でした。TAROさんが提案する白は鮮明に記憶に残るんです。
G クリエイターとして共感する点は? T いちばんは、チャレンジ精神や進化といった未来志向の視点。そのうえで自由にコラボレーションさせていただきました。
K コラボレーションは大きな挑戦。不安もありましたが、パズルのピースがぴたりとあう瞬間に起こるのが、幸せな化学反応。これほどうれしいことはありません。
G 制作過程で苦労したことは? T 僕はメイクアップのことがわからなくて、ルックを提案するのと同じように、陶器や夜空、建築など、概念的なテーマを提案したんです。でも、それを見事に、女性がかわいいと思う製品に変化させてしまった! さすがだな、と思いました。
K しかもTAROさんが提案する多くが白だったんです(笑)。白をメイクアップ製品に落とし込むのはチャレンジでしたけれど、楽しかったですね。
T パッケージでは、ニューヨークらしさも表現しています。
K ぜひTARO HORIUCHIファンにも手にとってもらいたいです。
カジュアルマットな仕上がりの、フューチャーリップス。左から: TH-01/TH-03/TH-02 各¥3,000
肌に溶け込むようにナチュラルで、みずみずしい光を添える単色アイシャドウ。左から: フューチャーアイズ TH-02/TH-01 各¥3,000
左: 幻想的な世界へと誘うスペシャルな一色。リップジェリーグロス TH-01_右: カラーリップグロス TH-01 各¥2,200
TARO HORIUCHIの2016-17AWコレクションを身に纏ったモデルたちがキャットウォークで登場。KAORIさんが手がけたメイクアップが華を添える。