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NY発ナチュラルコスメブランド〈rms beauty〉創設者ローズ・マリーが来日!

NY発ナチュラルコスメブランド〈rms beauty〉創設者ローズ・マリーが来日!

NY発ナチュラルコスメブランド〈rms beauty〉。天然成分を使い、メイクアップと同時に肌に栄養を届ける製品は、そのカラーリングの豊かさでも女性達の心を捉えてきた。ホリデーシーズンの新作を携えてやってきたのは、創設者であるローズ・マリー。”Let’s Grow Together”と名付けられたイベントで、彼女に会ってきた。


あのワクワクからもう4年経ったのか、と思った。美容担当になりたてだった私は、〈rms beauty〉という日本に上陸したてのブランドのビジュアルに一目惚れした。コロッとした丸いポットに収められたかわいらしい色たち。写真のなかには美しい光があった。早く触ってみたいな、と思ったのをよく覚えている。

あれから時間が経ったけれど、いまでも「rms」と聞いたら胸がとくん!とする。だって、いつもナチュラルで洗練された色を、極上の使い心地とともに届けてくれるから。ピュアでいて芯があり、透明感があってとことん上質な大人。そんな女性像が思い浮かぶ。ブランド創設者のローズ・マリー本人も、まさにそういう人だった。

「私、日本がだーい好きなのよ!日本文化の持つエレガンスとシンプルさ、そして、日本女性の肌の美しさに惚れ込んでいるの」。
来日は3、4回目だという彼女はフレンドリーに話し出した。メイクデモンストレーションの間も、ちょっとしたジョークを飛ばしては、誰よりも大きな笑顔を見せる。 リップ以外はほとんどメイクをしていないローズ・マリーは、とてもとても綺麗だった。すらっとしていて、ショートヘアをオールバックにセットしている。朱赤のリップが大きな唇によく似合っていて、彼女が笑うと色も一緒に踊った。35年以上のキャリアを持つ人だから、相応のシワだってあるのだけど、彼女のシワはものすごくチャーミングなアクセントに見える。

イベント”Let’s Glow Together”の会場。rmsらしい凛とした透明感が満ちていた。

「rmsについてよく聞かれるのが、『オーガニックなのになぜそんなに発色がいいの?』というものなんですが・・・」。
ファッション業界で長年メイクアップアーティストとして活躍しつつも、体調不良に悩まされていたローズ・マリー。その原因が化粧品に含まれる様々な化学物質だったという体験から立ち上げたのが、天然成分でメイクアップを楽しむ〈rms beauty〉だ。何百回も聞かれたであろう質問に対しての彼女の答えに、すごく魅力を感じた。
「みなさん、『オーガニック』と聞くと、草原を駆け抜けるスーパーロングヘアの女性を思い浮かべるでしょ(笑)。でも、実はオーガニックでありながら発色を良くするのはそんなに難しいことではない。私はファッション界出身だし、鮮やかな色を楽しむことも大事にしたいんです」。
そんな彼女が今年のホリデーシーズンに発表するのが、「モーニングキス」と名付けられた、3色のリップチークが入ったパレットと、4色のハイライターが集まった「ルミナイザークワッド」だ。

  唇と頬を染め上げる華やかな3色がイン。色名は左からフォービドン、ドントディスターブ、モーニングデュー。リップチークパレット モーニングキス ¥4,800*11月1日数量限定発売、日本限定。(rms beauty|アルファネット Tel: 03-6427-8177)

内側から滲み出るような輝きを演出する4色がセットに。リップチークなど他アイテムとブレンドしても。ルミナイザークワット¥6,200*11月28日発売。(rms beauty|アルファネット)

この2品をメインに、ローズ・マリー自らによるメイクデモンストレーションが始まった。少し意外なことに、彼女はファンデーションもリップチークも、指で直接つけていた。
「”skin to skin”が私のフィロソフィーなの。コスメの中に雑菌が繁殖するって心配する人がいるけれど、菌は水があるところに生まれるもの。私のプロダクトに水は使っていないから、安心して!」
そう話している間にも、モデルの顔がみるみるうちに生き生きとしてくる。リップの仕上げには、モーニングキスのパレット中央のバーガンディローズ「ドントディスターブ」を唇の真ん中つけ、艶やかさを加える。「あと、ラスト・トリックを足しましょうか」と不敵な笑みを浮かべた彼女が触れたのは目尻。パレット左側のスカーレットピンク「フォービドン」が、目元にほんのりと色気を纏わせる。

  「自然界にもブライトカラーは存在する。でもリップの赤色を全て自然由来で出すのは難しいときもあるから、その場合は、食品に使われているのと同じ成分を0,5%以下で配合しています」。

4色のルミナイザーは、それぞれがいろんな役回りになる。ローズ・マリーはまず右下の「シャンパンローズ」を頬骨の上に乗せていく。「このハイライターはピンクトーンなので、女性らしい雰囲気になるんです」。次に、右上の暖かな「ルミナイザーヌード」をアイシャドウに。いちばん輝きが強い左上の「ルミナイザーエクストリーム」は、鎖骨や肩につける。(そう、メイクアップは顔だけのものじゃない!)最後に、左下の真っ白な「シャンパンフィズ」を、目頭にちょんと乗せる。ドレスアップフェイスの完成だ。

メイク終了。健康的なツヤと、ホリデーにふさわしいきらめきが宿った肌。「私にとって”grow”とは”sensual”と同じ意味」との言葉の通り、ナチュラルなだけで終わらないのがrmsらしい。  

印象的だったのは、ファンデーションをつけている時の彼女の言葉。多くの人は何も考えずに全顔に塗りがちだけど、それは違うという。「横顔は、あなたたちが思っているよりもきれいな肌なんです」と訴えかける。彼女にとって、ファンデーションは肌を誤魔化すためのものではない。「私が大事にしているのは、肌が肌らしく見えることなの」。
rmsが持つ、力の抜けたエレガンスの源泉を見た気がした。
デモンストレーションを終えたローズ・マリーは、改めてその哲学を語ってくれた。
「基本的には“Less is more”の精神で、ミニマムにしていたい。だから、私が創るカラーもとてもシンプルなんです」。
真摯な言葉の後に、おどけた調子でこう付け加える。
「そして、とにかくヘ・ル・シー!なの」。

美しいってどういうことだろう?そんな、誰もが抱える疑問への一つの答えにたどり着き、それを信じ、体現している人。それがローズ・マリーだった。

編集クロ

GINZAビューティ担当。本誌連載コスメラジオなどを担当。〈rms beauty〉の色のネーミングがいつも楽しみ。

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