ウィートグラス、地中海式…アリ?ナシ?ダイエットマスター安倍佐和子が斬る!! 第2回
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ダイエットマスター
ウィートグラスとは、小麦の葉のことで芝生のようにも見える野菜。特に栄養成分含有量がピークを迎える若芽がダイエットに向く。ポイントは主成分のクロロフィル。食物繊維よりも分子が小さく、腸内の老廃物へのデトックス効果が。また毒素を排出する効果があるタンパク質・グルタチオンの濃度を上昇させる。プロテインをはじめ、ビタミンやミネラル分も豊富で、ダイエット中の栄養補給にも最適。
・ジュースで摂るのが一般的。ジューススタンドや自宅ではパウダータイプのサプリメントを活用。
・種が手に入れば、栽培も可能。比較的育てやすいのでフレッシュな状態で摂取できる。
「文句なく体に良さそう!悪いことはひとつも見当たらないから、トライしてみる価値はあり。自宅で栽培できるなら、私もやってみたい!今度海外で買ってきまーす!」
ロベックスジュース ウィートグラス(小麦若葉) 1ショット ¥195(クラレンス)
www.robeks.co.jp
もともとは高血圧予防の食事法で、「Dietary Approaches to Stop Hypertension」という英名の頭文字を取って名付けられた。体形や生活スタイルに合わせて、1日の総摂取カロリーを設定し、28日間続ける。メニューは、豆類を積極的に摂るほか、フルーツや野菜を必ず。
・日本人女性は1600kcalが基本。その他、1200/2000/2400kcalの目標を体形・生活に応じて4週継続。
・豆類を積極的に摂取。フルーツと野菜は必須。動物性脂肪は控え、穀類は全粒粉を選ぶ。
「豆といえば、スープ? カレー?単品だと豆腐や納豆だけど、日本の食習慣には不向きかも。設定カロリーを見ても欧米の人向き。方向性は理解できるけど飽きちゃいそうだからナシー!」
旧石器時代の人々のように丈夫で皮下脂肪のない体つきを目指し、当時の食生活をお手本にしたダイエット。肉、魚、卵などタンパク質が主で、デンプン質の少ない野菜やナッツをプラス。ホルモンバランスを整える働きが期待できることから、過剰な食欲が抑えられるという。
・炭水化物は極力避ける。
・飲み物は基本的に水かお茶。アルコールは御法度。
・添加物を含む加工調味料は使えない。ナチュラルな香辛料やハーブで代用。
「必然的に素材を活かしたシンプルな調理法になる。塩分控えめで炭水化物も少ないなら体に良いでしょう。最初は大変だけど、体に合うならアリですね。」
長寿地域として知られたクレタ島や南イタリアの、1960年代初頭の食事法。WHOが主体となり、伝統的な健康食を分析して、1日、1週間、1カ月ごとに摂るべき食品を整理したもの。パンやパスタを主食に、オリーブオイルやチーズを食べるイタリアンな食生活を目指す。
・旬の野菜・果物・穀物など植物性食品を毎日摂取。脂肪源はオリーブオイルや低脂肪の乳製品。
・週に何度かは魚・卵、スイーツもOK。肉類は少量。
・食事中ワイン1〜2杯は可。
「ギリシャなど地中海の食事はヘルシーなイメージ。けれど、痩せるかどうかは別、ということで今回はナシ!毎日の乳製品摂取が、日本人の体質に合うかどうかもちょっと疑問。」