シャングリラ、5:2、8時間…アリ?ナシ?ダイエットマスター安倍佐和子が斬る!! 第1回
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ダイエットマスター
摂取カロリーと内容が決まっているのは、1週間のうち2日のみ。それ以外の5日間は、いつも通りの食事をとることで、ダイエットで失われがちな筋肉量をキープし、脂肪を集中的に落として減量できるという。毎日休みなくカロリー制限するよりも、体重減少が大きかったというデータもあり。我慢が実施日のみでストレスが少ないため、途中で挫折することなく続けられるとか。イギリスが発祥。
・週7日のうち2日間、1日の総摂取カロリーを500kcal以下に制限。
・実施日の食事内容は、高タンパク&低GI食品に。
・制限日は中1日以上あけること。他の日は量、内容ともに自由。
「週2日でいいなら、ありありあり〜。食に対する意識も洗練されそうですね。ダイエットと同時に、健康が取り戻せる食生活!」
『週2日ゆる断食ダイエット』マイケル・モズリー博士、ミミ・スペンサー著 ¥1,300(幻冬舎)
食事の1時間以上前か後に砂糖とオイルを摂り、食欲を減退させる方法(砂糖・オイルはカロリーを連想しない風味のないタイプに限定)。人には無意識に想定しているセットポイントという理想体重がある。脳に食品を摂取したと感知させる無味のカロリーはセットポイントを下げるため、食べる量が減るという心理学的 アプローチ。砂糖の甘味は、空腹時に嫌悪を感じさせることからカロリーを連想させない食品として活用。
・落としたい体重が9kg以下の場合で、砂糖・オイル 1日各大さじ1。
・朝食と昼食の間、夕食後の2回に分けての摂取がおすすめ。
・オイルはエキストラライトオリーブなど。砂糖は水に溶かして。
「私的にはブッブーッ!糖で脳が麻痺しそうだし、なんだか老けそう…。ちょっと危険なニオイがしますね。無味のカロリーなら、鼻をつまんで食事したら同じなんじゃない?」
『シャングリラ・ダイエット』セス・ロバーツ著 ¥1,000(フォレスト出版)
1 日の食事を8時間以内に済ませ、残りの16時間を断食状態にする方 法。普段と同じ量、同じ内容の食事を短い時間内に摂取したところ、体脂肪などに大幅な改善がみられたという、ベルツビル人間栄養学研究所による研究が根 拠。食べない時間を長くすることで、体に蓄えられた余計な脂肪やカロリーの燃焼を狙える。一日中、体が燃焼状態になっているため、時間内なら何を食べても OK。
・その日初めて食べ物を口にしてから8時間以内に食事を終える。
・実行するのは、1週間に最低3日間。メニューは好きなものを。
・運動するなら、週に2〜3日、各8分間のエクササイズ。
「朝8時に食べて16時に終了のリズムなら、アリでしょう〜!週末でもいいし、平日もやれないことはない。ストレスが少なそうだからリバウンドの可能性も低め。内臓が休まって元気になるかも。」
『8時間ダイエット』デイビッド・ジンチェンコ、ピーター・ムーア著 ¥1,500(すばる舎)
小麦・ライ麦・大麦などに含まれるタンパク質の一種・グルテンをカットする食事法。これがダイエットに役立つ理由は、グルテンが、脳内で麻薬のように働きかけて食欲を刺激する「グリアジン」を含有しているため。また、小麦製品に含まれる「アミロペクチンA」は血糖値を上昇させ、インスリンを急激に増やして太 りやすくさせてしまうことから、小麦は特に大敵。海外セレブにも実践者多数。
・実施は2週間が目安。1週目はグルテン禁断症状でイライラすることも。2週目は消化や便通が良好に。
・外食で迷ったら、小麦を使うレシピが少ない和食が安全。
・ビールや発泡酒はNG。
グルテンも長期的には体に必要な成分。何か1種類を摂る・摂らないのは反対!他のものを多めにして、
グルテンを食べる量を減らす、がいいんじゃない?
『グルテンフリーダイエット』エリカ・アンギャル著 ¥1,300(ポプラ社)