骨盤底筋だけ鍛えてもダメ!?『快感引き寄せ“最強ポーズ”』性がキレイを決める 房中養生入門 其の四

骨盤底筋だけ鍛えてもダメ!?『快感引き寄せ“最強ポーズ”』性がキレイを決める 房中養生入門 其の四

ある雑誌のSEX特集に“男の本音”として載っていた「女の子が骨盤底筋を鍛えて入り口の方だけギュッと締めるけど、あれって気持ち良くないよね」という強烈発言。しかも続けて「それよりも吸い上げられるような力の方がいい」だなんて…。なかなか言ってくれるじゃありませんか!と思いながらも、うーん確かに、と納得する部分も少なからずありました。

「骨盤底筋を鍛える=締まりがいい=男性は気持ちいい」と考える女性が多いようですが、実はこの「締まりがいい」には、男女で大きな思い違いがあったりします。

勃起した男性器の気持ちいい場所は根元の方でなく先端や亀頭の下あたりなので、膣の入り口の締め付け感よりも、亀頭の擦れる“膣の中間部や奥の方”の形状・感触・吸着力が肝心です。意識的に力を入れたり緩めたりできる骨盤底筋と違い、膣の中間部から奥は、腸などと同じ、意思では動かせない「不随意筋」。そこを動かすには女性がしっかりと気持ち良くなっていることが必須なのです。男性の陰茎に血液が流れ込み勃起するように、女性器も十分な刺激と快感によって血流が増し、膣壁が充血して、陰茎を奥へと引き込むようにまとわりつきます。これを男性は、ふかふかする、あたたかい、吸い込まれるような気持ち良さとして感じ取ります。

挿入前の丁寧な愛撫は、男性にとって「見返りのない奉仕」ではなく「挿入後の己の快感をいっそう高める行為」。なぜなら女性が気持ち良くなることで、自然と膣は男性器をみっちり包んで吸いつくようにできているからです。残念ですが「骨盤底筋だけ締められも気持ちよくない」と語った男性は、“相手の女性を満足させていない”と公言しているようなものなのです…。

そして、あくまでセックスはパートナーとの共同作業。ふたりの満足度を上げるためのキーが「女性の快感」であるなら、女性側はどんな自己開発やトレーニングをすればよいのでしょうか?

そこで今回は“快感引き寄せポーズ”なるものを考えてみました。
女性はオーガズムに達したとき、「膣と骨盤下部の筋肉が律動的に収縮し、下腹部は緊張して腹圧が高まり、足やお尻など下半身の筋肉にも力が入る」ので、この身体の状態を意識的に作ると、それを引き金にしてオーガズム反射が起こりやすくなります。例えば、男女ともマスターベーションをするときに足をピンと伸ばす人が多いのですが、この姿勢をとることで非常にイキやすくなるとされています。足をピンとすることで下半身の筋肉全体に力を込めやすくなり、これがオーガズムを引き起こすきっかけとなるのです。

 

オーガズムの筋緊張を再現したポーズに挑戦!

仰向けに寝て両膝を立てます。膝の間にはGINZA最新号を挟みます。
両手を天井に向けて伸ばし、手の甲と甲を合わせます。大きく鼻呼吸をスタートし、

①ひとつ目の吐く息で腰椎のカーブを潰し、腰と床の隙間をなくすようにお腹に強く力をいれます。

②次の吐く息で、両足のかかとをできるだけ高く持ち上げ、仙骨を股の間にひき込むようにお尻をキュッと引き締めます。

③さらに次の吐く息で両手の先を膝に近づけます。このときに首を緊張させすぎず、おへそとみぞおちの間あたりに力を入れましょう。余裕があれば骨盤底筋も一緒に締めて、奥歯を噛み締めず呼吸をしてキープします。

房中養生では、「性器と関係が深いのは足指から走ってくる筋」とされています。足首の太い女性やガニ股で歩く女性は、性能力が弱く、足の親指に力を入れる体操をする必要があるとされています。また足首を曲げたり足指の屈伸をよくしたり、内転筋を使うことで名器になるとも言われていました。これはまさに今回のポーズ開発と同じ考え方!

いくつになっても美しくハイヒールを履きこなす女性に現役感があるのは、しなる足首やうっすらにじむ筋肉のラインが“快感の引き寄せ”を連想させるからなのかもしれません。

内転筋をしっかり使うためにGINZA最新号は必須。

 

鰻澤智美 うなぎさわ ともみ

ヨガ、鍼灸、カウンセリングをベースに、房中養生によるヘルスケアに取り組んでいる

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