香水は、手首やうなじにつけるのが正解!って思ってませんか?実は香水の香りはそもそも下から上にあがってくるもの。空気が乾燥しているヨーロッパでは、上半身に香りをまとってもいい香りがたちやすい。でも湿気が多い日本だと、ヨーロッパで使うよりも香りが強くなってしまうこともあると、香水コーディネーターの牧野和世さんは言う。「梅雨の時期は特に香りが変わりやすく、良薬が毒となることも。スカートの裾につけると、座っている状態でもふわりと香りがあがってきます。膝の後ろなど、汗をかくところにつけてしまうと香りが変わるのでおすすめしません。また、スカートの裾だけでなく、服のタグやポケットの中などにひと吹きする、あるいは、シュッと上に向かって香水を一吹きして、その下をくぐるように香りをまとってみてください。香水本来の香りが残りやすくなります」。
あまり香水に慣れていなければ、ヘアミストからトライしてみてもOK!つけ直すときは、水で洗い流すか、アルコール成分を含むウェットティッシュで拭き取ってから再度つけましょう。
香水初心者におすすめの香水

〈CLEAN〉の香水
牧野さんが香水初心者におすすめするのは〈CLEAN〉の香水。香りをレイヤードする際にベースとしても使いやすい。「男性なら誰もがこの香水を好きというはず。洗いざらしの衣類のような清潔感溢れる香りが魅力」。
クリーン リザーブ ウォームコットン オードパルファム 100ml ¥14,800(ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部 ☎0120-055-130)
〈diptyque〉のヘアフレグランス
インテリアとしても絵になる素敵なボトル。「やさしめのローズの香りだから、フレグランスが苦手な人もつけやすいはずです」。
ディプティック オーローズ ヘアフレグランス 30ml ¥6,000(diptyque Japan 03-6450-5735)