満月は古来から「達成・完了」の象徴といわれ、自分を省みるのにぴったりな時期なんだそう。そんな特別なタイミングに合わせて毎月、占い師・淡の間さんが運命をリーディング。所要時間はたった3分! 3色のモチーフから気になる色を選ぶと届く、今月のあなたにぴったりなオラクルメッセージ。
気になる色はどれ?占い師・淡の間による「3minutes Reading」vol.32
3色の竪琴のうち
直感で惹かれる色を選んでください。
少し涼しくなった風に当たりながら長い夜を楽しむ、そんな心の余裕が出てきた頃でしょうか。秋は、世界各地で音楽祭が開催される、音に浸りたくなる季節です。そこでモチーフには「竪琴」をチョイス。竪琴といえば、ギリシャ神話のオルフェウスを思い出します。竪琴の名手で、その美しい音色には人間のみならず動物も魅了されたそうです。さて肝心のリーディングですが、今月は女神たちをメッセンジャーにしてお送りします。
物質的な恵みをもたらす女神が微笑んでいます。ずばり分かりやすく言うと、お金! いかに稼ぐ力を身に付けて経済を循環させることができるかという、「生産性」と「経済的自立」が今月のテーマです。あなたは素晴らしい才能の持ち主ですが、努力の方向性を間違えていたり、外側をうまく見せることばかりに必死になっていたりするのかもしれません。才能を発揮するには、本質的な部分に目を向けることが大切です。いくら上っ面だけ取り繕っても、目の肥えた人々のことはごまかせませんから。それから、周りをもっと頼りにしてもいいみたい。豊かさの定義は人それぞれで曖昧なもの。本質的な意味での循環を意識することが、あなたの営みにさらなる経済的成長をもたらす鍵となりそうです。
P.S. 「私は十分持っている。足りている。愛されている。大丈夫」──不安になった時のおまじない。情熱の女神が微笑んでいます。この秋、あなたの内に宿る創造性やカリスマ性が引き出されるきっかけが訪れそう。手加減なしで思い切って挑戦を。これまで抱えていた悩みも薄れ、肝が座ってきているようです。ただし、気持ちの上では準備ができていても、肝心な目の前の状況がGOサインを出さない様子。せっかく気持ちが乗ってきているのに、なぜ前に進み切れないのか。何が足を止める原因なのか。肩透かしを食らったような気持ちになるかもしれませんが、心のどこかに潜む迷いが、立ち止まって考えるきっかけを与えてくれているようです。隅から隅まで妥協なく仕上げるために必要な足止め期間、焦る必要はありません。「その時」が来るのをじっくりとウォーミングアップしながら待ちましょう。
P.S. 「タイミング」は分かりやすく現れます。無理に押し進めようとせずに好機を待つのも、運を味方に付ける秘訣です。聡明な叡智の女神が微笑んでいます。あなたはいずれ宇宙から壮大なギフトを受け取る予定です。状況的には同じところを堂々巡りしているような、問題が改善しないまま高い壁の前で右往左往しているような、そんな息詰まりを感じているかもしれません。ただ皮肉なものですが、順調な状況がずっと続くよりも逆境を潜り抜ける時の方が、あなたの成長を大きく促すだけでなく、人間的な深みも与えてくれるのです。つまり、状況が「良いか・悪いか」をもっとマクロな視点で捉える知恵を身に付けさえすれば、文字通りすべての出来事を経験値として蓄えられるようになる。今のこの状況は、見方次第では最も成長の伸び代が与えられたチャンスなんです。持ち前の知性で乗り切ってくださいね。
P.S. 光と闇は表裏一体。一見まぶしく見えるあの人も、どこかに闇を抱えていたり。完璧な人なんていやしないのです。🗣️
淡の間
山形県出身。元アパレル販売員で、今は占い師。西洋占星術やヨーロッパ発祥の自然療法などを用いてオリジナルのカウンセリングを行なっている。ある日突然急に“こちら側”へやってきた。山形・仙台・東京を中心に対面セッションを行う他、店舗のディレクションやセールスなども行う。Instagramのストーリーを活用して「1日の流れ」を毎日更新中。活動を行う上で掲げた信念は「自分の運命を知ること。受け入れてそのままに生きること。バランスが整えられた心・体・魂の上に、正常な衣・食・住が成り立つのだと体現すること」。
Instagram: @aynoma.jp