アスリート取材を担当した、編集TT(GINZA初登場!)のこぼれ話をお届けします。
GINZA 5月号「この春、スポーツ×ファッションが最強だ!」のこぼれ話
いよいよ夏の足音が……いい汗かいて、アクティブに!
この2月にPOPEYEからGINZA編集部に異動してきて初めて担当したのが、こちらの「スポーティ特集」。男性誌畑にどっぷり浸かっていた私が、女性ファッション誌⁉︎と手探り状態で作った号でしたが、なんとか形になりました。どうぞよろしくお願いいたします。押忍!
さておき、スポーツというテーマは深淵なるもので、今回はその一部にしか触れられていないのですが、普段はなかなか会えないような方にお会いするときめきは、POPEYEもGINZAも変わりません。そのワクワクが誌面から読者の皆様に伝わっていったらいいなと願うばかりです。特集では、新日本プロレスの選手に筋トレを教えてもらったり(見よう見まねでやってみたら案の定翌日は体が……)、ゆりやんレトリィバァさんのコントを間近で拝見したり(役得ですみません)。スポーツを愛する様々な人に会って話を聞いてきました。なかでも印象的だったのが、2028年のロサンゼルス五輪からリニューアルされ、馬術からSASUKE由来のオブスタクルスポーツになる近代五種の女性アスリート、才藤歩夢選手の取材。トラックのある都内の公園で待ち合わせ、トレーニングを拝見させていただくと、ものすごいスピードで何周も走り抜けているにもかかわらず、全く息が上がっていない彼女に驚きました。やはりアスリートってすごい!鍛え抜かれた身体は美しく、ひたむきにトレーニングに向かう視線に心を打たれました。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」とはまさに。ジム通いですら長続きしない私ですが、才藤選手の濁りのないまっすぐ先を見据える目に、背筋が伸びる思いがした次第であります。近代五種という競技はあまり馴染みがないかもしれませんが、次期大会に向け、ぜひ彼女にご注目いただきたいなと真に思いました。
4月といえば、新たな生活が始まる方が多い月でもありますが、本誌を読んで、体を動かしてみるっていうのも悪くはないかもしれませんよ。ようやく暖かくなってきたことですし、汗をかくってこんなにも気持ちいいものなのですからね。
(編集TT)