スタイリスト、フォトグラファー、ヘア&メイク、グラフィックデザイナー…『GINZA』が信頼するスタッフたちが敬愛するクリエイターを教えてくれた。
🎨CULTURE
私を刺激する人|フォトグラファー・三部正博さん「自分を見つめ直せるサウンドの表現が圧巻」
![私を刺激する人|フォトグラファー・三部正博さん「自分を見つめ直せるサウンドの表現が圧巻」](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F07%2Ff4c6e2e135424b14ee56a19f0f2215b2.jpg&w=3840&q=75)
FUJI|||||||||||TA
サウンド・アーティスト
山梨県の人里離れた山のふもとにあるフジタさんのスタジオ兼自宅に、ファッション撮影でおうかがいする機会があり、そこで出会いました。オリジナルのパイプオルガンや水槽を用いた水の音などをはじめ、さまざまな現象や状況を取り込みながら、音楽を探究されています。静謐なサウンドは心地よさのなかに不安感のようなものがあったりと複合的な魅力があります。彼の演奏を聴いていると、自分と向き合い、自身の物差しを使って判断することの大切さに気づかされる。
ご本人は、髪の毛が腰のあたりまであったりして、一見すると浮世離れしていますが、お話ししてみると物腰がやわらかく、屈託のない笑顔で少年のような雰囲気をお持ちです。そんな人柄も素敵です。今後、僕が映像作品をつくることがあったら、サウンドクリエイトしてもらえたらうれしいです。
海外でもライヴを行う。近年では、ロンドンのレーベル「33-33」から『NOISEEM』(21)をリリース。
🗣️
![FUJI|||||||||||TA](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fapi.ginzamag.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F07%2Ff43f3f166f2d7495c3842ee4c4cb2b17.jpg&w=3840&q=75)
FUJI|||||||||||TA
自作パイプオルガン、声などを主軸に音を奏でる。聴いたことのない音を聴きたいという興味(欲求)に従って、あらゆる現象を取り込みながら音楽を探求。
紹介してくれた人
三部正博
さんべ・まさひろ
泊昭雄氏に師事後、2006年独立。活動はファッション誌やルックブック、アーティストポートレートまで多岐にわたる。
Text: Nico Araki