12月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
🎨CULTURE
スコセッシ×ディカプリオ最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
12月のG’s FILM REVIEW
1920年代、オクラホマ州オーセージ郡で先住民のオセージ族は石油を発掘し、莫大な富を得る。その財産に目をつけた白人らが起こした実話をもとにした西部劇。マーティン・スコセッシ監督は、自身も含めた白人の加害性から目を逸らさず、エンターテイメントの顔をした物語を白人至上主義が根強く残るアメリカ社会に披露する。レオナルド・ディカプリオが演じるアーネストの大衆的な愚かさは、誰もが持つ弱さを映す鏡となり、警鐘を鳴らし続けている。
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Recommender_小川知子
ライター。映画祭シーズン到来。うかうかしてたら行きたかったトークのチケットは即完でしたが、上映を楽しみます。