歴代の名作家具と自社で制作するプロダクトが巧みに融合する空間で、思い思いの椅子に座ってデスクワーク。別のスタジオでは常に木工機械の音が鳴り響く。年代もののインテリアをセレクトし販売する店として2018年にジャレッドとエドの2人で立ち上げた「ライケン」。今ではデザイナー、木工職人、ストラテジストなどが在籍し、オリジナル製品も手がける総勢12名の組織に。
「性別、人種、文化的背景も異なる仲間が集まっているのはとても大事なことだし、それぞれが違う視点を持っているのは強みだと思っている」と語るジャレッドに続けて「個人が独自の得意分野を持っているチームだけど、さらに誰もが二役も三役もこなしてしまう。本当に頼りになるよ」とエド。来年初頭には誰もが家具を売買できるプラットフォームもローンチ予定。これまでのセオリーを更新していく、ダイバーシティな精鋭たちだ。