2月のエンタメをレビュー！GINZA編集部がレコメンドする展覧会をご紹介。
🎨CULTURE
“映画ファン”の限りない愛を感じる『和田誠 映画の仕事』
2月のG’s ART REVIEW
『和田誠 映画の仕事』
グラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもあった。若手時代から本職の傍ら映画ポスターの制作を手がけ、世界の映画人を描いたイラストレーションや映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出した。その情熱は日本映画界を動かし、修業の経験なしに4本もの優れた長編娯楽作品を監督するに至った。本展は、常に“映画ファン”を自称していた和田の限りない映画愛を感じとれる絶好の機会だ。
和田誠作「国立近代美術館『アメリカ映画史講座 チャップリンの歩み』」ポスター (1959年) 国立映画アーカイブ所蔵
和田誠画『巴里のアメリカ人』(2011年) 画像提供：和田誠事務所
和田誠著『お楽しみはこれからだ (Part 1)』(1975年) 国立映画アーカイブ所蔵
和田誠旧蔵『キス・ミー・ケイト』(1953年、ジョージ・シドニー監督) アメリカ版ポスター 国立映画アーカイブ所蔵
和田誠事務所のフィルム収蔵庫 撮影：吉田宏子
『麻雀放浪記』(1984年、和田誠監督) 絵コンテ[複製] 個人蔵 (澤井信一郎氏旧蔵)
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『和田誠 映画の仕事』
会期＿開催中〜3月24日（日）
会場＿国立映画アーカイブ展示室
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Recommender_柴原聡子
戦後写真のレジェンド、中平卓馬の待ちに待った大回顧展。併せて批評も読み返したい。
