6月のエンタメをレビュー!GINZA編集部がレコメンドする映画をご紹介。
傑作コミック『違国日記』が新垣結衣主演で実写映画化
6月のG’s FILM REVIEW
『違国日記』
ヤマシタトモコの同名コミックを瀬田なつきが実写映画化。他人に合わせることが苦手な35歳の小説家が、事故で両親を亡くした15歳の姪を引き取ることに。いまだ母の強い影響下にいる朝(早瀬憩)と、一定の距離を保ちながら個人を尊重する槙生(新垣結衣)。年齢、性格、価値観も異なる女性二人の関係性は、共同生活を通じて変化する。原作の思いを引き継ぎ、人はわかり合えないことを前提に、それでも違いや怖さを乗り越えていく姿に勇気づけられる。
ℹ️
🗣️
Recommender_小川知子
ライター。KYOTOGRAPHIE 2024(〜5/12)で見た川内倫子+潮田登久子『From Our Windows』@京セラ美術館のそれぞれ感に、理想的な距離と関係を見た気がした。