ロンドン生まれの3兄妹バンド、キティー・デイジー&ルイス。60年代スウィングを思わせるミュージック、ヴィンテージ感あふれるサウンドはエイミー・ワインハウスやコールドプレイをはじめ、英国内外で幅広く愛されてきた。これまで2度フジロックに出演し、2015年には単独ツアーも実現させた彼らがニューアルバム『SUPERSCOPE』をリリース。1月、なんと日本にカムバックし、来日ツアーを敢行する。
幼い頃から音楽と近い環境にいた彼らは10代からステージにあがり、パフォーマンスを続けてきた実力の持ち主。ミック・ジョーンズをプロデューサーに迎えた前作に対し、今回はセルフプロデュースに回帰した。
「以前も自分たちだけで手がけていたの。今回は自分たちで追求し、達成したいサウンドがあった」とキティーは3人で制作した意図を話す。
新作ではグラム・ロックやファンクなグルーヴに、メロディを引き立てるポップさをプラスしている。 「グルーヴに重点を置くだけではなく歌にも着目し、メロディと楽器のバランスも整えた。アレンジは以前よりシンプルに、そしてサウンドには一貫性を持たせた。スタジオで楽しみつつ実験的に制作し“モノにできた”と実感している」と手応えを語る。進化を遂げた新しいサウンドを是非肌で体感してほしい。
KITTY, DAISY & LEWIS JAPAN TOUR
2018 1月22日、23日/渋谷 CLUB QUATTRO
1月25日/名古屋 CLUB QUATTRO
1月26日/梅田 CLUB QUATTRO
『SUPERSCOPE』
Sunday Best / Beat Records
4作目となるニューアルバム。得意のアナログ音やレトロ感に加え、メロディを引き立てるポップさでも魅せる。生で聴けるチャンスを逃さないで。