ヴィンテージTシャツの店「ウェーバー/weber」が配給事業「weber CINEMA CLUB」を始動。第一弾として、世界中を震撼させたネオノワール・サスペンス映画『ブルーベルベット』4K リマスター版の上映が「新宿シネマカリテ」で2025年2月7日(金)よりはじまる。劇場公開にあわせて、限定Tシャツを発売するほか、ファッションブランド〈ダイリク/DAIRIKU〉ともコラボレーション。
デヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』4K リマスター版!
「ウェーバー」や〈ダイリク〉によるコラボレーションアイテムが発売

1月に逝去したデヴィッド・リンチ監督。“カルトの帝王”の異名を持ち、数々の異色作を生み出してきた。そのなかでも悪夢的センスを開花させ、その名を世界に轟かせ不動のものにしたのが『ブルーベルベット』('86)だ。
舞台は、美しい田舎町ランバートン。平凡な大学生のジェフリーは、急病で倒れた父を病院に見舞った帰り道、家の近くの草むらで切断された人間の片耳を拾う。父親の友人であるウィリアムズ刑事に耳を届けたときに「この件には、これ以上深入りしないように」と忠告されるが、刑事の娘サンディから「キャバレーの女性歌手ドロシーが関わっているらしい」と聞く。異様な体験に強く魅了されたジェフリーは、真相を追って手がかりを探しにドロシーの留守宅にこっそりと忍び込み、犯罪と暴力、倒錯した愛欲が渦巻くアブノーマルな夜の世界へと迷い込んでいく。
鮮烈なエロスとバイオレンス、深い陶酔へ導くフェティッシュな映像美。新しく配給事業をスタートした「ウェーバー」の「weber CINEMA CLUB」により、4K リマスター版としてスクリーンに蘇る。
そして、公開にあわせて販売されるのは、イタリアのアーティスト兼イラストレーターのEnzo Sciottiが手掛けたアートワークや場面写真をモチーフにしたアパレルグッズ。映画のヴィンテージTシャツを多く揃える「ウェーバー」と、映画作品から着想を得たコレクションを発表する〈ダイリク〉によるデザインには、こだわりが詰まっている。
大きなスクリーンで鑑賞できるスリリングな作品、そして熱のこもったTシャツやニットをお見逃しなく。
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『ブルーベルベット』(4K リマスター版)
公開日_2025年2月7日(金)
場所_新宿シネマカリテ
住所_東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル B1F
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【アパレルグッズ】
Text_Nico Araki