クリエイティブプラットフォーム「konomad/コノマド」が初のジャーナルを刊行。「夢と睡眠の森」をテーマに、豪華なビジュアルブックが誕生する。2025年6月13日(金)から7月3日(木)まで、神保町「New Gallery」にてローンチ展示も開催される。
河野富広責任編集の『konomad journal』が創刊
国内外のアーティスト66名が参画し、川上未映子も寄稿

“想像世界と現実世界をつなぐ窓”をコンセプトとし、人々という森を豊かにすることを目指すプラットフォーム「konomad」。ヘア&ウィッグアーティストの河野富広と、フォトグラファーでありビジュアルアーティストの丸山サヤカが、アートディレクションや不定期のポップアップ等を行う。2024年の〈シュプリーム〉と〈MM6 メゾン・マルジェラ〉のコラボレーションコレクションではウィッグを制作するなど、注目度の高い企画をさまざまに手掛けてきた。
そんな彼らが、2025年6月に初のジャーナルとなる『konomad journal』を刊行する。掲げるのは、「自由」「純粋性」そして「即興性」。第0号は「夢と睡眠の森」をテーマに、国内外66人のアーティストによる幻想的な作品を見せていく。

誌面では、多様な世界観がパラレルに交錯していく。手法もメディアも異なるアーティストがそれぞれ幻想的な表現を披露。そのなかには、太田莉菜やKota Okudaといったクリエイターも。作品制作の背景にある睡眠事情、ルーティンや、「夢や眠り」にまつわる作家各々のエピソードもQ&A形式となって収録されている。また、小説家、詩人の川上未映子が「夢と眠り」をテーマに作った詩も寄せられる。
そしてこの度、創刊を記念して、ジャーナルの世界観を空間で体験できる展覧会が企画された。神保町の「New Gallery」に、夢と睡眠の森が広がる予定。会場では、サイケデリックバンド「Kikagaku Moyo」の創設者兼リードシンガーTomo Katsuradaがテーマに沿って制作したコンセプトアルバムが流される。
様々な才能が詰まった『konomad journal』第0号。多様な生物が集まって初めて森が育つように、新しいジャーナルも個性豊かなクリエイティビティの土壌となっていくだろう。
ℹ️
『konomad journal N°0 : Dream—Sleep issue 【夢・睡眠・森】』
発売日_2025年6月13日(金)
価格_7,260円
【ローンチ展示】
会期_2025年6月13日(金)〜7月3日(木)
時間_12:00〜19:00(月曜休廊。初日は17:00オープン)
会場_New Gallery
住所_東京都千代田区神田神保町1-28-1 mirio神保町 1F
Text_Motoko KUROKI