フォークアートに着想を得て新たな感性でものづくりをしている作家から、「暮らしを美しくする手仕事」という民芸の精神を宿すアーティストまで、これからのフィールドを切り拓く11組の作り手たちに注目しよう。#あたらしい民芸を生む日本の作り手たち
🎨CULTURE
あたらしい民芸を生む日本の作り手たち vol.3
見る人をハッピーにする紙のアートetc.

1.MOMOCA
見る人をハッピーにする紙のアート
果物をかたどったカラフルなガーランドやオブジェで話題沸騰のMOMOCA。メキシコシティを拠点に活動するペーパーアーティストだ。身近な素材である紙で見る人の心を高揚させる作品を創造する、その根底にはメキシコの民芸に通じる生命賛歌の想いが感じられる。〈ペーパーフィグガーランド〉¥35,000、〈ペーパーフラワー壁掛け〉¥9,000(共にMOMOCA)/サーモンピンクの紙花*作家私物
2.BANANAYAMAMOTO
親子で手掛けたオブジェ
価値が薄れてしまったものに新しい価値を生み出し、未来へつなげていく──そんなコンセプトを掲げて創作を続ける点描画家のバナナヤマモト。色のセンスが抜群にいいオブジェは、古新聞を使って親子で制作。母が造形、息子である本人がペイントを担当する。張子のように軽く、バナナスタンドにつるしても楽しい。〈フルーツオブジェクト バナナ〉H約13〜14cm 各¥19,800(bananayamamoto)
Photo_Ayao Yamazaki Styling_Yuki Nakabayashi Text_Masae Wako
