加賀藩御細工所ができてから約400年。今も石川県各所に工芸の拠点が点在しています。県内の工芸を独自に紹介する「オトメの金沢」が伝統の技術を受け継ぎながら自らの表現を模索する次世代の作家を紹介します。買い時は今!
🎨CULTURE
「オトメの金沢」がご案内!石川県の新進作家たち vol.1
うるしシールに漆のクッション!? 漆を真剣に遊ぶ姿に脱帽etc.

木下 幸
色彩とやわらかな描写で、螺鈿や蒔絵をモダンに昇華する
麻布や和紙を漆で固めて立体化する乾漆、玉虫色に輝く貝殻を使う螺鈿、金粉や銀粉などで描く蒔絵など、用いる技法は伝統的だが、幾何学模様のおおらかさ、クールな色彩、やわらかな筆致など、作風はモダン。マットな質感の平皿は馬や狼、蛸など、表情豊かな生き物をあ和紙で盛り上げ立体的に。花器の花模様(?)はよ〜く見るとてのひら(!)というユーモアも。左上_bloom ¥33,000、右上_旅のはこ ¥209,000、左下_生き物乾漆皿 うまとうま ¥24,200、右下_紙吹雪 ¥198,000
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Photo_Junpei Kato Select&Text_Ayumi Iwamoto
