時代とともに生まれるファッション用語。「トゥデイはエクストラロングスリーブをスポンテニアスにウェアして、オルチャンタッキースタイルに」なんてルー大柴よろしく、カヨコ・アン・パタースンばりな発音でマスターしたい、シン・ゴジラばりな最新用語をラインナップ。
テロンチ、とろみ素材…ってなんのこと? いまどきファッション用語辞典2016 第6回

【2WAY以上服】
(アイテム)

裏表はもちろん、上下、前後、取り外し可能など、2WAY以上で着られる服。お得感以上に、着こなし力が試される。
【テラコッタ色】
(カラー)
少しのくすみと温かみを感じるカラーが2016-17 AWのトレンド。グレーのバリエーションと並んで多いのがテラコッタ色。オレンジと茶色の中間くらいの赤土色が注目されている。
(アイテム)
トレンチコートの生地バリエーション。本来は張りのあるギャバジンを使用するところ、レーヨンやポリエステルなどの、てろんとした落ち感のある素材のものを指す。従来のものより女性らしくしなやかさを醸すアイテムで、こなれ感を演出できる。
【とろみ素材】
(マテリアル)
やわらかな質感。レーヨン、ポリエステル、キュプラ、スパンビエラなど、落ち感のある素材。しなやかな生地で体形を拾いにくく、女性らしく見せてくれる効果が期待される。
(アイテム)
上下セットで着られるセットアップのニット素材版。
Illustration: Yutaka Nakane
Text: Harumi Hino