みなさんこんにちは。編アシakです。実は私、小4くらいから眼鏡っ子でした。押入れを改造した自室に篭り、懐中電灯でちびまる子ちゃんを読むという小学生ならではの謎の行為でグングンと順調に視力を落とし、現在はいわゆる“ド近眼”。髪型が髪型なのもあり、眼鏡となると若かりし頃の笑福亭鶴瓶を彷彿とさせてしまうので、さすがに普段はコンタクトなのですがね。
我々日本人は世界トップクラスに視力の悪い人が多いと言われています。少し昔の映画を見てみれば日本人=スーツにメガネ、そして首からカメラをぶら下げているという、今となってはちょっとNGなステレオタイプを見ることもできます。しかし、実際の日本人の60%以上は視力1.0未満と言われていますし、母もメガネ、弟もメガネ、友人もメガネ、と行った半径5m以内ののリサーチからしても、日本がメガネ大国だというのはあながち間違いではなさそうです。
がやがや、ざわざわ
渋谷のあそこにでっかくオープン
さてさて、こちらの企画シリーズも好評だった我々メガネ大国JAPANを代表するアイウエアブランド JINSが渋谷にフラッグシップストアをオープン。ではここで急に問題です! 場所はどこでしょう? 冒頭のカバー写真がヒントです。チッチッチッチ…..
正解は…センター街をグングン抜け、みんな大好き東急ハンズの斜向かい井の頭通り沿いです!そう、あの渋谷の喧騒をダイレクトに感じることのできる、あの辺りです。
店内は外の喧騒とは打って変わって、店内は広〜いスペースに、立体的に浮遊するモダンな木の什器。2FはJINS初のイベントスペースになっていて、各種展示やイベントなどが開催されるそう。レセプション時は、身近な“モノ” や “感覚”をテーマにしたアーティスト 鈴木康広さんの展示が行われていました。
ボヨ〜んと浮遊する「空気の人」。他、いつもと世界が違って見えるような、気づきのある作品を体験することができます。展示は7月中旬までを予定。
透明な巨体が横たわり、
山盛りのバターが鎮座する
オープニングパーティーに潜入
ここからは内覧会の後、渋谷某所で行われたオープニングパーティーの様子をレポート。今回は編集Kと編アシAKのコンビでお届けします。
広い会場に入るとドオオーンと、渋谷店でも見かけた 鈴木康弘さんの「空気の人」の巨大バージョンが鎮座、というよりは横たわる。異様な光景です。
よく大人のマナーブックに「パーティーでの飲食はほどほどに」と書いてありますよね。毎度すみません、これも仕事なんです!パーティーフードのチェックは怠りません!なんとも豪華でカラフルなフード達。ホールの中なのに、外に居るようなワイルドな空間づくりも素敵でした。写真下、木のボウルに山盛りに盛られたバターに大興奮。絵本かよ!
Rhizomatiks Research × ELEVENPLAY
演出振付家MIKIKOさん率いるダンスカンパニーELEVENPLAY。我らが真鍋大度さん率いるRhizomatiks Researchとのコラボレーションダンス。くるくると変わるプロジェクターの鮮やかな光と色彩。それを反射して一体化する白い衣装のダンサーたちから目が離せません。
Open Reel Ensemble
ISSEY MIYAKEのパリ・コレクションの音楽も生演奏で担当している、Open Reel Ensembleのライブがスタート。読者の皆さん、何が写っているかお分かりでしょうか。旧式のオープンリールレコーダーです。25歳以下の方々に向けて説明しますと、その昔、iphoneもspotifyもmp3もyoutubeもインターネットもまだ無かった時代、人類はいにしえの「テープ」なるアナログな記録方式で音楽や映像を記録していたのです…とかいって、最近テープでリリースリバイバルとかしてますよね。失礼しました。とにかく彼らは、オープンリール式のテープレコーダーを改造して楽器として演奏してるんです。もう、何がどうなって音が鳴っているのか理解できず、腕を組んで棒立ちです。
そんな我々ににチャンスが! 一般の方々とセッションタイムが始まりました。これはもうやるしかない、ということでak、チャレンジです。
恐る恐るリールに触れるak。このヘアスタイルで下手くそだったら、ブーイングを受けそうな気がして戦々恐々な表情。とても親切にレクチャーしていただき…
セッションしてる感のある写真が撮れました!必死です!笑 リールを両手で左右に回し、リズムの刻み方と速さで音に変化をつけていく感じ、といったら良いのでしょうか。レコードのスクラッチのイメージにかなり近いです。イエッ、セッショー!
まばたき証明写真機
会場には「空気の人」の他にもアーティスト 鈴木康広さんの体験型の作品が。こちらは通常の証明写真では絶対に避けたい、「まばたきする瞬間」にしかシャッターが下りない証明写真機なんです。目を閉じた瞬間のあなたの存在を証明します、なんていう素敵なコンセプト。なるほど、確かに目をつぶっている時の自分の顔って、自分の目では確認できないですものね。
撮影から30秒ほどで、できました! 二人のまばたき証明書。私akと編集Kの顔のサイズ感が全然違うのはスルーしてください。しっかりしたプラスチック製のカードです。こういうイミテーションのIDって嬉しいですよね〜、子供心をくすぐられます。「なめられたら無効」のなめ猫の免許証を思い出しました。なめんなよ!!
他にもお伝えしたいことがたくさんあるのですが、ボリュームの関係でここまで。とにかく内容盛りだくさん、仕掛けたくさんのパーティーで気がつけば終盤に。会場で目についたのはヤングでおしゃれなファッションピープル達から、スーツのおじ様方まで、老若男女の幅広いゲスト達。会場のアートや音楽も相まって、様々な人が交わるであろう、JINS渋谷店のこれからが楽しみになる夜でした。
右手にカメラ、左手にフード。欲張りな我々GINZAレポート隊のスタイルです。
最後はJINSのテーマカラーでもある赤い紙吹雪がダイナミックに打ち上げられ、華々しくフィナーレ。