7月29、30、31日と〈フジロック・フェスティバル ’22〉が新潟県苗場スキー場で開催!新型コロナ感染防止対策も充分に講じながら、山に囲まれた大自然で、思い思いに音楽を楽しむ姿が見受けられました。
GINZAフェスハント隊も2019年以来に復活。今年は3日間とも天気に恵まれたこともあり、トレンドも取り入れた、身軽で自由、新たなフェススタイルがたくさん! 思い思いの装いが繰り広げられるなか、真っ白に身を包んだ上級者も登場。
フジロック・フェスティバルでスタイルハント! vol.2 潔くオールホワイトで
“フェス=汚れにくい、汚れてもいい格好で”というハント隊の先入観を覆す、全身白のアイテムを使ったコーディネートにひとめぼれ♡ 特に今年は天気もよく、オール白は目にも涼やか、汚れても洗えばOKという潔さが気持ちいい。プラスαの小物使いも含めて、参考にしてみたい!
八幡美咲さん|保育士
お目当てのアーティスト:Awich(1日目)/ARLO PARKS(2日目)/YOUR SONG IS GOOD(3日目)
「〈adidas〉のボトムが履きたくて。最終日で晴れていたし、もう汚れてもいいやと思い切って!」と、3日目の朝、遠目にもハッピームードを放っていた美咲さん。
「今日の装いのテーマは『フジロッカー!!!』。これで6回目くらいの参加なので、ようやくフジロッカーになれた感じがします(笑)。このボトムは軽いし、スナップボタンが開けられて、涼しいんです。Tシャツは沖縄のセレクトショップ〈Chocolate Jesus〉オリジナルのキッズサイズでコンパクトに」(美咲さん)。
チビTのロゴや靴下のオレンジが差し色となって、ごきげんなフジロッカースタイルの完成。
*撮影時のみマスクを外してもらいました。
NOAさん|パーソナルコーチ
Instagram @noa_wada1123
お目当てのアーティスト:VAMPIRE WEEKEND(1日目)/中村佳穂、SUPERORGANISMとNariaki Obukuroで迷い中(3日目)
かぎ編みミニワンピースがこなれ感たっぷり。3日目朝にハントしたNOAさんは「これから奇妙礼太郎を観に、WHITE STAGEへ向かっているところです」と、身軽に移動中。
「このワンピースは、キューバへ旅したときに買いました。音楽好きなので、フェスにはよく行きます。今回の一番の目当てはVAMPIRE WEEKEND。最高でした!」(NOAさん)。
ミニワンピとは対照的に、〈野鳥の会 バードウォッチング長靴〉でしっかり足元は守って。
*撮影時のみマスクを外してもらいました。
イケマツマリイさん|会社員
Instagram @mikematsu
お目当てのアーティスト:JAPANESE BREAKFAST、TOM MISCH、MOGWAI(3日目)
「今日13時からのJAPANESE BREAKFASTを目指して、ついさっき東京から来ました。2016に来て以来、2回目です。すごい久しぶりで懐かしい感じがします。晴れてて暑いくらいですね!」(マリイさん)。
最終日に駆けつけたマリイさんは、会場はいい天気との情報をうけて「オールホワイトでさわやかに、とにかく涼しい格好で!」備えてきた。ジャストサイズなキャミソールに、〈ZARA〉のショートパンツ、念のための雨対策として同じく〈ZARA〉のシャツを腰巻きで。帽子や靴、バッグなど小物は黒できりっと。太陽の光を浴びて、大自然のサマースタイルが輝いていました。
*撮影時のみマスクを外してもらいました。
清水亜樹さん|〈MALION vintage〉デザイナー
Instagram @aaaaaaaan_suuuuuuuu
お目当てのアーティスト:ORANGE RANGE、折坂悠太、SNAIL NAIL、CreativeDrugStore、パソコン音楽クラブ(2日目)
2日目に出会った、白のクロシェレースのセットアップに帽子代わりの真知子巻きが華やかな清水亜樹さん。
「今日は晴れそうだったので、全身白に。涼しいし、汚れたら白なら漂白すればいいやと思って。自身のブランド〈MALION vintage〉のシャツとボトムを、セットアップで着てみました。3日間参加するので、コーディネートを組んできて、天気にあわせて着替えています」(亜樹さん)。
汚れないようにする、ではなく漂白してお手入れ、というプロならではの発想にハント隊は目からウロコが! フェススタイルの幅が広がりそう。
*撮影時のみマスクを外してもらいました。
おまけ
入り口では、地元・新潟で廃棄されてしまうお米をプラスチック化した“ライスレジン”製のゴミ袋を配布。“ごみゼロナビゲーション”(ごみ箱)にはスタッフが立ち、分別を教えてくれるという、環境の循環への配慮も徹底していました。