〈シャネル〉がパリ「グラン パレ」にて2025春夏コレクションを発表。モデルの工藤弥さんもショーに出席し、その後、メゾンの歴史やサヴォアフェールが詰まった場所を訪問。〈シャネル〉の魅力を再確認した二日間のフォトアルバムを、ginzamag.comにシェアしてくれた。
〈シャネル〉の世界を巡る、工藤弥のスペシャルトリップ
ランウェイから展覧会まで、クリエイティブパワーをたっぷり浴びた二日間
朝の光と最新コレクション
すっかり秋が深まったパリ。朝いちばんにスケジュールされたショーのために工藤さんがまとったのは、鮮やかなイエローのセットアップだ。
「ツイードが大好きなので、ロングジャケットとキュロットの組み合わせにとてもドキドキしました」(工藤さん)
ショーの会場となったのは、大規模改修を終え約4年ぶりにリオープンした「グラン パレ」。大きなガラス天井から差し込む柔らかな光の下に、鳥籠の形をした舞台がセッティングされていた。
ランウェイに現れたのは、色も素材も軽やかなルック。モデルたちは自然な表情で歩き、ペールトーンのファブリックがやさしく揺れる。
「その一方、コレクション全体から感じられたのは、すごく芯のある強い女性像。ライリー・キーオが歌を披露する一幕があったりと、スペクタクルな演出も新鮮でした。モデル同士が話したり、笑顔を見せたりと、親しみやすい雰囲気も良かった」
Photo_Miiya Kudo, Chanel Text_Motoko KUROKI