あっついあっつい。コンクリートに囲まれた街って熱がこもるし、ここ数年の異常気象には地球の悲鳴が聞こえてきそうなほど。日々の足取りが軽くなるような靴や、汗ばんだ肌とも仲良くできそうなバンダナなど、良き相棒を見つけてサヴァイブしよう。
あつい街中を駆ける日の味方に。夏小物5選

ジェリーでカジュアルなのに宝石さながらに品のある姿を一目見た瞬間に恋した〈ジミー チュウ/JIMMY CHOO〉の一足。甲を走るストラップに、クリスタルがきらり。カーフレザーインソールによる快適な履き心地。TPU素材で形作ったレース模様の繊細さにうっとり。

熱中症対策は、いい水筒を手に入れることから。屈強な保温保冷機能がキャンパーから支持を集めるテキサス発〈イエティ/YETI〉のタンブラーは、真夏のハイビスカスのようなネオンピンクが映えて、バッグの中でも目を惹く存在。世界に誇る真空断熱構造で夏はキンキン、冬はアツアツが持続してうれしい。

フランスより初上陸したサングラスブランド〈ジミー フェアリー/Jimmy Fairly〉。クラシックからヒップまで多くの形や色で展開し、どのデザインもほぼ2万円台で手に入るからあれこれ欲しくなる。柔らかな印象のスクエアフレームはアジア人の顔にも馴染む。レンズもフレームも赤ワインのような色をして、日に焼けた肌にも似合いそうだ。

履くほどに味が出る一足は、「プロップス ストア アネックス」の別注。モロッコの港町エッサウィラの女性職人によって手作りされ、アッパーにはヤシの葉を加工した天然繊維ラフィアを、インソールにはレザーを採用した。爽やかなブルーがモロッコの青と白の街並みを想起させるね。

中目黒にオープンしたラムダン・トゥアミによるショップ「WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES」にはもう行った?酔ったツーリストがいるとか、ヒップスターがいるとか、パリの名所をシニカルに紹介したイラストがあしらわれたパリ土産風のバンダナが手に入る。頭に巻いたり、汗を拭いたり、暑い毎日にユーモアをひと匙。
Photo_Local Artist Text&Edit_Minori Kitamura