2024年11月にリニューアルオープンした「アーバンリサーチKYOTO」。ただの改装？ いえ、セレクトショップという枠を超え、さまざまな領域のイベントが開催されるニュースポットへと変貌を遂げたんです。今回はその魅力をお届けすると同時に、注目のポップアップショップなどについてもご紹介します。
👗FASHION
いま「アーバンリサーチKYOTO」が面白いらしい
ファッションもカルチャーもアートも。新キュレーション体験
新しいカルチャーの発信地「アーバンリサーチKYOTO」。ロケーションは京都河原町駅の近く、寺町通と錦小路通が交差する賑やかな寺町京極商店街の中。地下1階から2階の3階建てで、1階と2階は店舗フロア、地下1階は社員同士が交流するオフィス「KYOTO STUDIO」として展開している。
まずは、店舗のコンセプトから。「new basic」と題し、時代に合わせたファッションの新スタンダードを生み出しながら、他分野へとコミュニケーションを広げることを目指している。また、グローバルフラッグシップストアという顔も持ち、空港のない京都の“エアポート”として国内外へ情報を発信するハブとなるよう、テーマや店舗空間を設計。
店舗のコンセプト「new basic」に合わせて選定した、オリジナルとバイイング商品を中心にラインナップする1階。お店に入って最初に出迎えてくれるのが、京都店のリニューアルオープンと同時にデビューしたハウスブランド〈デー／dDdDdDd〉。ベーシックながらも“自分にとって特別な1日をもっと心地よくする”ためのアイテムが揃う。豊富なサイズ展開も魅力のひとつ。
その発想の通り、店内はユニークな造り。空港をイメージした打ちっぱなしのコンクリートが印象的な内装は、厳選されたアイテムが端正に並び、余白を贅沢に残した空間となっている。各ブースにマネキンや説明用のポップはないが、設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、情報へアクセスできるという面白い取り組みも。
外観も、窓際に洋服を飾ることはなく、置かれているのはなんと盆栽。その先にアイテムが並んでいる様子を見ることができるという、類のないディスプレイが斬新だ。
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Text&Edit_Shoko Ema
