誰に決められるでもなく、要となるアイテムこそがその人にとってのスタンダード。一家言ありな13人に偏愛アイテムを披露してもらった。トレードマークを作るって大事なこと。＃これが私のスタンダード！SNAP
👗FASHION
フリーランスMD&デザイナー津田梨穂子、「アンティークレース」を今っぽく落とし込む
これが私のスタンダード！SNAP vol.3
フリーランスMD&デザイナー津田梨穂子
【アンティークレース】
「精細なアンティークレースを主役に、今っぽく落とし込むことを意識しています」
100年以上前に生まれた希少性や技巧に魅せられて
「遊園地より美術館に訪れていた幼少期。骨董市にもよく行く母の影響もあり、細かい手仕事を見るのが好きでした」と話す津田さん。以前働いていたヴィンテージショップ「キュリオズ」でもヴィクトリア朝時代につくられたアンティークを取り扱っており、それらのほとんどにレースが施されていたのも収集に拍車をかけるきっかけに。
「レースのドレスだけで10着ほど所有しています。動物の刺繡があしらわれた1920年代の物には特にきゅんとしますね」
dress_LAURA ASHLEY
bag_VINTAGE
shoes_MAISON MARGIELA
glasses_BLUE ELEPHANT
top_30s ANTIQUE
bra_Ё BIOTOP
pants_NOBLE
bag_YUHAN WANG
dress_VINTAGE
bra_USED
bag_COS
shoes_MAISON KITSUNÉ
glasses_GUCCI
イギリスで買い付けたというアンティークの付け襟。後ろ姿はセーラーカラーのよう。
自身のブランド〈Lam balm〉で今年10月に発売予定のシュシュは、ヴィクトリア朝時代のクッションカバーが着想源に。
Photo_Kanta Torihata Text_Eri Ishida
