イタリア人女性ナディアをモデルにした写真家・沢渡朔氏の代表作『ナディア(Nadia)』からインスピレーションを得て、〈アーツ&サイエンス〉が2007年に企画した展覧会『Nadia with White』が11年の時を経て、7月6日(金)より開催される。
アーツ&サイエンスが写真家 沢渡朔の名作とコラボ
沢渡朔氏の名作と白い服
広告の仕事で出会い、恋に落ちたイタリア人女性ナディア・ガッリィをモデルに、彼女の心に宿る微妙な変化を繊細かつ大胆に写し出した写真家・沢渡朔氏の名作『ナディア』。
作品からインスピレーションをうけた〈アーツ&サイエンス〉のオーナー兼クリエイティブディレクター・ソニア パークによって2007年に企画されたのが『Nadia with White』だ。被写体が着用していた服の色、白をテーマにオリジナルの服と写真を展示し好評を博した。
この7月、ギャラリー アット ザ コーナーで開催される同名の展覧会では、特別にセレクトされた写真数点と〈アーツ&サイエンス〉が製作した白い服で構成される。
開催中は、特別にセレクトした作品を収録した写真集や貴重なプリントなどの販売も行う。沢渡朔氏の作品と白い服が奏でる世界を感じてみて。
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沢渡 朔
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中より写真雑誌等で作品の発表を始める。日本デザインセンター勤務を経て1966年よりフリーの写真家として活動、現在に至る。1963年日本広告写真家協会(APA)奨励賞受賞、1973年日本写真協会年度賞、1979年講談社出版文化賞写真賞受賞 パブリックコレクション:東京都写真美術館 (東京)、新潟市美術館(新潟)
『海からきた少女』、『少女アリス スペシャル・エディション』(河出書房新社)、『SEIJI OZAWA/小沢征爾』(集英社)、『昭和 伊佐山ひろ子』(宝島社)、『a girl』、『hystericten』(hysteric glamour)、『Cigar 三國連太郎』(パルコ出版)、『60’s』(ワイズ出版)、『Nadia b/w』、『Nadia color』(MATCH and Company)他、主に女性を被写体とした写真集多数
https://sawatari-photo.com/hajime/
『Nadia with White』
会期:2018年7月6日(金)〜22日(日)12:00〜20:00
会場:アット ザ コーナー バイ アーツ&サイエンス
住所:東京都港区南青山6-1-6 パレス青山109
https://arts-science.com