千川に期待のニューフェイス登場!
フレンドリーな焼き鳥店
東京メトロ千川駅近く、2月17日にオープンした「焼鳥 小山湯」は、一瞬、銭湯かな?と思わせる店名。「幼い頃に実家が営んでいた風呂屋が『小山湯』で、店をやるならこの屋号を使いたいと決めていました」と、店主の小林清一さんが笑顔で語る。
「自分の好きなものを自信を持って提供できる店ってかっこいいなと思ったんですね。僕が好きなクラフトビールと、妻の出身地である秋田県を軸に、比内地鶏や地元の食材を積極的に取り入れて自分たちらしさを打ち出しています」
備長炭でジューシーに焼き上げた焼鳥と、季節の野菜を盛り込んだ逸品料理を提供。中でも比内地鶏の胸肉を皮で巻き、表面はパリッと正肉をしっとりと焼き上げた「抱き身」は、店主の一押し。合わせるなら、秋田県男鹿産のクラフトビールをぜひ。男鹿の塩と乳酸菌で醸したフルーティかつ塩味の効いたビールは相性抜群。鶏肉の脂をすっきり流し込んでくれる。小林さんはSAKE DIPLOMA、唎酒師、ベルギービール・アドバイザーなどの資格を取得しているとあり、クラフトビールから日本酒、ワイン、気の利いた蒸留酒までこだわりがうかがえる品ぞろえ。屋号にちなみ、銭湯絵師・中島盛夫氏が描いた春夏秋冬の富士山の絵が店内を彩る。店主の気さくな人柄も相まって、早くも連日予約でいっぱいだ。