実力派・内藤千博シェフの新店は
賑やかな“ナイトマーケット”スタイル！
7月1日にオープンした「Night Market」は、外苑前の「Ăn Đi」でモダン・ベトナミーズという新しいフードカルチャーを確立した内藤千博シェフの新店。「アジアを旅するときって、『この香辛料はなんだろう？』なんて話しながら、マーケットでみんなで賑やかに食事をするのが心地よいんですよね。そんな雰囲気で大皿料理をシェアして楽しんでもらえるお店にしたいと思っています」と、内藤シェフ。東南アジアにフォーカスしたというメニューは素材の旨みを引き立てる繊細なスパイス使いが絶妙。香ばしくローストした鴨肉にも、鶏出汁と酸味が絶妙な海老とトマトのフォーにも、各皿にはフレッシュな葉ものがたっぷり添えられている。ミント、クレソン、パクチーなど好みのものと一緒に頰張れば、エキゾチックな清涼感が倍増。フレッシュハーブのフレーバーが多層的に口の中に広がり、箸を進めるたびに新たな味わいに出合える。まずはカラフルな冷菜からスタート。新鮮なイワシを使ったフレッシュアンチョビはふわりと軽い食感。嚙めば嚙むほどディルやミントの爽やかさが追い打ちをかけ、口の中が一気にアジアンテイストに！前菜からボリューミーなメインまで、皿が運ばれてくるたびにテーブルが華やいで、会話は弾むしワインもグビグビ進む。
