ノンベーも下戸のあなたも
昼のみ酒場に集合!
6月29日、千駄木のよみせ通り一角にオープンした「呑平本店」。全国津々浦々の居酒屋を飲み歩き、8年ほど前から「NONBEE」名義でアパレル展開や角打ちポップアップなどを開催してきた黒帯呑んべえたちが、ついに実店舗をオープン。まさに“ノンベーの、ノンベーによる、ノンベーのための”立ち飲み店だ。オーナーであり同エリアで喫茶店や器店も営む櫻井崇雄さん、イラストレーターの師岡とおるさんを中心に、酒場を愛する者たちが作った店とあり、酒ぞろえ、料理、空間のしつらえに至るまで、要所に名店へのオマージュを感じさせる。けれども、押し付けがましいところがない“ちょうどよさ”が心地いい。“ネギバカ”を自称する櫻井さん入魂の葱ソースが決め手の蒸鶏に、8年の歳月をかけて完成させたという和牛塩モツ煮。知る人ぞ知る板橋の某中華店のタレに倣ったというオリジナル醬も絶品の水餃子。地元の老舗「千駄木腰塚」のコンビーフを使った“コンバケ”などなど……。下戸でも楽しめる一品料理がずらり。サワー系から鹿児島県地元限定銘柄「名山堀」、セミオーダーのクラフトビールなど、ここでしか飲めない一杯も見逃せない。しかも昼から飲めるというありがたさ!谷根千散歩のついでにぶらりと立ち寄れば、地元のノンベーとも仲良くなれること間違いなし。







